難しい節目油断するな 日経平均2万2000円抵抗ライン (2019.03.05)
週明け続伸。日経平均十字足の引け。節目が近い。5日から中国全人代(15日まで)、3月中にも米中通商合意が伝えられ正念場。機関投資家の損益分岐点といわれる200日移動平均線2万2100円、自律反発の上限とみられる2万2567円も視野に入った。これまで何度も蒸し返し材料出尽くし。期待を裏切る公算もあり利食い千人力。中国の景気対策が弥縫策で米中合意も追加関税の一部撤回を見越したものだ。双方知的財産が死活問題。一部撤回したところで元に戻らない。トランプ氏(72)の場合、稼業「不動産」の延長が大統領といわれ、昨年10~12月の株安がこたえた模様。再びゴルディロックス(適温相場)に戻し2期目に備える場面。しかし、実体経済の減速が利上げと引き締めを止めても収まらない。リーマンショック後、10年以上好況をつくり出し債務が異常に拡大したのが主因。ゆえに、今後株安や景気の落ち込みにFRBが緩和に動いても改善に疑問。日経平均2万2000円が相当な抵抗ラインと考えられる。習近平氏(65)の場合、中国が投資から消費主導型に変わる経済転換期。工業化を急ぎ過ぎて投資と債務が過大。脱工業化の中で貿易黒字が縮小している。海外から投資も減り国際収支が悪化。一段の金融緩和が資本流出を促し元安になるほか、緩和なしに企業倒産が続出する事態。ともに資産価格の下落を恐れ、正常化路線を先送りすると、市場の崩壊を待つだけという。難しい節目にあるわけだ。日本は米国の属国で冷戦時代漁夫の利を忘れられず、産経が伝える時代遅れの保守、NHKがこだわる老齢化民主党エリートを鵜呑みに動かないという。3月6日17時25分、天王星おうし座へ再移動。翌7日1時4分うお座で新月。10日16時10分、月がおうし座に入り火星も近いという。10日夕方から13日未明に何も起きないといいが、あるとすれば2011年の東日本大震災レベル。北海道と房総沖に同震災の割れ残りがあり修正が起きるという。迷信にしても、日本海側でリュウグウノツカイやサケガシラが大量に見つかり、地震の前触れといえなくもない。バブル崩壊後日本が蒙ったように、米国や中国も反動が避けられないという。油断しないことだ。
4日の日経平均219円高。大引け2万1822円。TOPIX1627(+11)。東証一部の出来高11億2700万株、売買代金2兆1500億円。値上がり1481(値下がり579)。3月限が2万1820円(+0.93%)の引け。夜間取引1810円、シカゴ円建て1820円。ダウ先物も2万6125ドル(+0.36%)と小確り。VIX恐怖指数13.67(-7.51%)に締まりがない。10年債0.000%(+0.015)。米10年債2.749%(-0.008)。上海総合が3027(+1.12%)で引けた。マザーズ指数の引け938.16(+0.99%)。目を離せない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。今週後半見ものだ。(了凡)