前哨戦カウントダウン パニックあれば記録的な反発 (2012.01.18)
13日ユーロ圏9ヵ国格下げを受け欧州と中東危機の前哨戦。16日からカウントダウン。17日は前日安の買い戻しにとどまった。20日以降緊迫しそうだ。2月イタリア、3月にギリシャも国債大量償還を控えているためで、切れかかったメルコジ両首脳の対応が焦点。合意困難な情勢が続くとみられ、次々やってくる借り換え債消化のよしあしが決め手。パニックも考えられると述べた。16日ロイター電によると、13日物別れに終わったギリシャ債務交換会議の方が重要。18日再開されるが、万一金利で折り合いをつけたところで1次支援のレベル。3月以降2次支援が不可欠でデフォルトないしユーロ離脱も現実的。市場は支援打ち切りを織り込まないとあく抜けしない。それを中国の春慶節22~28日に見出し、節分までに白黒つくと述べた。半年余りになる円ドル74~71円説も2月が転機。日柄と値幅も黄金分割によるもので、ユーロや人民元にも波及。昨年へばりついた相場のシコリを旧暦の正月前に一掃する場面。桁外れのペーパーマネーが待機しているだけに、パニック売りがあれば記録的な反発も考えられる。リーマンショック後日銀のマネーサプライ15%増に対し、FRBとECBは3倍にのぼる急増ぶり。日経平均は昨年12月わずか20円の反発だが、年末としては1982年以来29年ぶりの安値。イタリアとギリシャ国債大量償還を目前にじっとしていられない。中東危機も欧州の息がかかったもので、米国債償還が困難になった2001年9・11同時テロを思い出す。相手がイラクからイランになり、米国債がユーロ債になっただけ。自分たちは善玉気取りで成功すると考えにくい。そういえば、イルミナティ―がフォトンベルト対策につくったといわれるウラル山脈地下の秘密基地。何者かによって爆発し吹っ飛んだという。世界中奇妙な音が聞こえたそうだ。うわさでは、MJ12‐NWOの地下基地が2発核攻撃を受けたという。そこで、フォトンベルト入りいわれる2012年12月21日。日付変更線を加味して01年9・11同時テロ、11年3・11震災を足した日にしてあるが、仲間割れか外部勢力によって未遂。このため、ソブリン・リスクとCDSを手玉に取ったヘッジファンドも自滅の危機。イルミナティやフリーメーソンによる世界統一が失敗するという。しかし、まだ予断を許さない。ヘッジファンドは再び日本国債売りを仕掛ける模様。彼らは先物とオプションにシフト。海外にいても売買に参加できる。2010年初めから先物が売られ、一方で回収を保証するCDSは金融機関に買われPIIGS債と同じ。むしろ外資は現物を5%しか持っていないため、先物やオプション、レバレッジを使って現物を売り崩すことができる。
日経平均は88円高。ゼネコンはじめ復興関連がそろって買われ8466円の引け。出来高17億6200万株、売買代金8200億円。GLOBEX、アジア株高も支援材料になった。同じ復興関連でも■■(****)のストップ高に注意。■■■■(****)もそうで、大半上げ始めから8日を数え今週出来上がり。今後反動の方が大きい。■■■■(****)が堅調。3Q発表1月24日の予定。■■■■(****)は25日引けあと。20日以降に備えるところだ。 ■■■■■(****)が本命だが、23日3Qを発表する■■■■(****)にも見どころ。ロボット2強といわれ買い下がり。半年、1年後居どころが一変する。(了凡)