今となれば急がば回れ 週後半手詰まりを正体にひと相場 (2019.02.05)
週明け確り。日経平均小陽線の引け。3連騰になった。1ドル109円台後半の円安を手掛かりに中小型の水準訂正が主因。騰落レシオ119%台で過熱感があるという。昨年12月高安値の半値戻し2万0823円が中心値。息が上がっている。4日上海休場(10日まで)のほか、6日■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)の決算発表を控え小動き。4~5日メルケル首相来日、5日トランプ氏の一般教書演説で非常事態宣言説も気が置けない。日経平均先物によると、大証の引け2万0850円(+0.63%)に対し夜間取引同、シカゴ円建て0845円(+0.24%)。ダウ先物も2万4986ドル(-0.04%)と先高感なし。1日フィラデルフィア半導体指数1287.40(+1.20%)がせいぜい。VIX恐怖指数16.14(-0.43%)にもうかがえる。週明け堅調、後半見ものと述べた。4日連続S安になった■■■■■(****)の反動高と6日■■(****)ブックビル開始(22日上場)、26日上場予定■■■■■■(****)の高い下馬評によるもの。外資が1月第4週に11週ぶり買い越しひと相場ある。根強い米中対立やブレグジット、国内の統計不正問題さえ手詰まりが正体。軍事介入も選択肢と伝えられ、ベネズエラの膠着状態に似ている。与党と野党のリーダーが大統領と暫定大統領を宣言し、米国が中露とやり合う「幕末もどき」の顚末。大国は小国に勝てないといわれ、相場の行方が気になるところだ。1960~70年代の米国や現在の中国に抵抗するベトナム。「冬戦争」で大国旧ソ連と対峙したフィンランド。そして、日露戦争当時と現在の日本。他の大国が当該小国を助けるから勝てないという。南シナ海もそうで、中国は小国ベトナムやフィリピンに勝てない。米国やインド、日本など戦略の論理により二国支援に回るためだ。結局、小国を攻めた中国が他の大国に封じ込まれる。日露戦争で鍵を握っていたのが大英帝国。経済が頭打ちになっても世界の海を支配し、バルチック艦隊の航路を日本に伝える一方、同艦隊に必要な港湾設備の使用を許さず対馬沖で疲弊しきっていた。日本海軍の艦船がほとんど英国製でロスチャイルドが金融支援したほか、当時劣勢の日本を買いに回り相場で大儲けしたという。成功した戦略が失敗するのも道理。今となれば、急がば回れ。量子コンピューターに活路を見出した■■■(****)、コンデンサーでオンリーワンを目指す■■■■(****)も見逃せない。受け売りだが、統計や確率、数理で説明できる領域など限られたもので、見えない部分が肝腎。日本は米国寄りのポジションで乗り切るほかない。
4日の日経平均95円高。大引け2万0883円。TOPIX1581(+16)。東証一部の出来高13億2800万株、売買代金2兆2700億円。値上がり1888(値下がり203)。10年債-0.015%(+0.010)。米10年債2.698%(+0.012)。マザーズ指数の引け879.30(-0.82%)。反転待ちだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。■■■■■■■(****)が確りしている。(了凡)