ガイアの法則後押し クラウディングアウト認識せよ (2019.01.28)
前週末4日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。正念場を迎える。月末イベントを控えているためで、円安やダウ先物高を手掛かりに半導体関連の買い戻しが主因。翌日FBRの出口政策見直しにトランプ氏の政府機関一部閉鎖解除(3週間)も伝えられ、25日ダウ183ドル高をもたらした。壁建設に伴う攻防が続いており、再び閉鎖も考えられる。29日英国EU離脱代替案採決、29~30日FOMC、月末に米中閣僚級貿易協議があるほか、31日個別に■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)の決算発表が焦点。昨年12月25日マイナス35%に急落した信用評価損益が22日現在マイナス16.2%に持ち直し、直近VIX恐怖指数17.42(-7.78%)に改善したものの病み上がり。AIでもこなせない踊り場だ。日経平均先物によると、25日大証の引け2万0780円(+1.07%)に対し夜間取引0790円(+0.05%)、シカゴ円建て0825円(+1.24%)。ダウ先物も2万4727ドル(+1.10%)と確り。週明け50円程度上鞘とみられる。指数の上で昨年12月高安値の半値戻し2万0823円が中心値。決算発表を通じて個別に活路を探る場面。戻りが一巡すると、2016年2~6月のように毛抜き底。その後堅調な展開も考えられる。半導体関連が先行指標だけに肝腎なところだ。25日付日経夕刊「十字路」でバブル崩壊の形を中前忠氏が言及。クラウディングアウト(財政拡大が民間需要を抑制する効果)に一考を促した。米国の金融が引き締めになると、中国のようにドル不足が深刻になり新興国の債務問題悪化と金融危機が避けられない。リーマンショックと同様に、株や社債を売った資金が国債に向かい企業の資金調達が困難になるためだ。社債と国債の方向が逆になり、M&Aや自社株買い、設備投資もブレーキがかかる。リスクを認識せよという。少なくとも昨年12月24日ダウ2万1792ドル、同26日の日経平均1万8948円に対し2番底が予想される。米中対立やブレグジットにアングロサクソンミッション終焉のメッセージ。今までの世界秩序がこれから6年崩壊に向かうといわれ、維新、敗戦に匹敵するちゃぶ台返しが念頭にある。天王星84年周期、おうし座入り7年に呼応するもので、昨年11月お試し期間の末3月本格化。踊り場の次にふるいがかかる。亥固まり子繁盛、丑躓く3年。西暦末尾9の年株高も取り沙汰され、弱気が蔓延すると裏目に出る公算もある。しばしば1月末から2月岐路と述べた。改元目前の3、4月てんやわんや。GW10連休折り返しとも述べた。
25日の日経平均198円高。大引け2万0773円。TOPIX1566(+13)。東証一部の出来高13億3000万株、売買代金2兆2000億円。値上がり1337(値下がり697)。10年債利回り-0.005%(-0.010)。米10年債2.747%(+0.034)。上海総合が2601(+0.39%)で引けた。マザーズ指数の引け967.92(+1.74%)。ひと皮むける。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。女性的な力、家庭的エネルギー、安らぎの文明などガイアの法則が日本を後押し。週明けから正念場だ。(了凡)