何か起こす仕掛け売り 買い戻し一巡急激かつ大幅に戻す (2019.01.11)
4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。膠着状態になった。米中貿易協議終了、中国CPI1.9% (昨年12月)、ダウ先物安など手詰まり。1ドル107円台の円高や11日SQを控えポジション調整。■■■■(****)、■■■■■■■■■■■(****) の決算発表にも手掛かり難。指数の上でリバウンド一巡とみられる。半面、医薬品や電鉄、電力などディフェンシブ関連が持ち直し、9日1189.84(+2.52%)で引けたフィラデルフィア半導体指数も支援材料。大筋3月まで乱高下を伴うもち合い。ディフェンシブ中心に個別の水準訂正が予想される。昨年12月3日の戻り高値2万2698円から同26日安値1万8948円の半値戻し2万0823円が日経平均上値の目安。米中交渉、ブレグジットの期限が3月末で時間切れも考えられる。9日、NY市場でトランプ氏が今後数ヵ月中国と何らかの合意に至る観測が流れたほか、米政府機関閉鎖が19日目に突入し、1996年クリントン政権下の21日に迫る場面。国境の壁建設が公約だけに予算案民主党と合意できず、決裂のまま22日を迎えると市場が黙っていない。昨年12月24日の安値ダウ2万1792ドルを切る公算もある。1月3日、1分で1ドル4円上昇し一時104円台をつけた円高も気掛かり。米国発といわれ、日本に自覚症状がないのも事実。米10年債頭打ちでドルが売られ、巨額の運転資金調達を迫られた米政府が「何か起こす」のもしばしば。9日ダウ2万3875ドルを戻り高値に下値を探ると、1万9972ドル(黄金分割)に相当し、昨年12月26日述べた1万9412ドルに匹敵するもの。みずほ証券の「経済物理学」モデルが1月末臨界点を迎える見込みでマッチしている。3連休明け、英議会のEU離脱案採決とガチンコ。さんざん織り込まれ、拍子抜けで終わっても収まらない。すでに大手金融機関の資産8000億ポンド(約111兆円)がロンドン離れ。ECBもFRBに追随しQE(量的緩和)からQT(同引き締め)に舵を切ったものの煮え切らない。ヘッジファンド筆頭に売り玉が積み上がり、ケツが入らないまま越年した模様。来週以降、月末にかけて仕掛け売りがモノをいいそうだ。彼らの買い戻しが一巡すると、急激かつ大幅に戻すのも通例。日本では■■■■■■■■(****)がアキレス腱。有利子負債18兆円、利払い年5000億円。資産運用のほか実体がないだけに今後持つかどうか。■■■■■■■(****)が142円引け。15日第3者割当が成功すると、23日の臨時株主総会後IRも予想される。今週先回り買い。主幹事大和に続き外資系も虎視眈々という。膨大なパテント(特許)に引く手あまた。世界レベルで免疫療法の決め手といわれる。
10日の日経平均263円安。大引け2万0163円。TOPIX1522(-13)。東証一部の出来高13億0800万株、売買代金2兆2900億円。値上がり639(値下がり1426)。3月限が2万0110円(-1.52%)の引け。夜間取引0080円、シカゴ円建て0100円。ダウ先物2万3718ドルと甘い。10年債0.020%(-0.005)。米10年債2.699%(-0.021)。上海総合が2535(-0.36%)で引けた。マザーズ指数の引け885.76(-1.19%)。上げ一服だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。アジアでガソリンが原油より安いという。似たようなことがこれから起きる。(了凡)