証券ビュー

アンコール伊勢町

Xマス明け買い戻し 行き過ぎた分ポジティブに修正 (2018.12.25)

 前週末4日連続安。日経平均小陰線の引け。年初来安値を更新した。20日ダウ464ドル安を受けたもの。21日414ドル安となり身も蓋もない。12月、記録的な世界株安。21日までダウの下げ3093ドル(12.1%)単月最高。リーマン直後08年10月1525ドルの倍。21日述べた1931年の17.0%に次ぐワースト記録だ。2017年まで過去47年のデータによると、Xマス直前から年末高29回。休暇明け買い戻されるケースが多い。市場筋によると、21日現在、東証一部予想配当利回り(加重平均)2.49%と6年ぶり高水準。関係分の■■■■■■■■(****)5%超。臆面もなく買われ1万2570円で引けた。日経平均の25日移動平均線2万1593円との下方乖離6.6%。騰落レシオも68%台で昨年4月以来のボトム圏。10月を戻り高値に4000円吹っ飛んだ矢先、ゆうに1000円や2000円戻すはずだ。日経平均先物によると、21日大証の引け2万0050円(-0.79%)に対し、夜間取引1万9790円(-1.30%)、シカゴ円建て9795円(-2.70%)。ダウ先物2万2468ドル(-2.30%)と続落。VIX恐怖指数30.11(+6.10%)が動転している。事実、FAGA(フェイスブック・アマゾン・グーグル・アップル)中心に主力ハイテクが総崩れ。米景気減速、後退説によるものでウォール街に「底なしの弱気が漂っている」という。しかし、市場予想の米実質GDP2.5%(2019年)が潜在成長率2.0%を上回っている上、来年前半に昨年の所得減税に伴う還付金上乗せ。個人消費を押し上げる見込み。景気減速が現実になっても来年後半といわれる。米中対立が激化する中でゴーン氏再逮捕、米国防長官辞任、米政府閉鎖突き上げなど混乱が広がり、とんでもないXマスになったものの持ち直す見通し。19日FRBの再利上げにより世界の社債が急落したのをきっかけに株、原油など軒並み安値を更新。まだ収まらないが、半年、1年先を大半織り込んだことも事実。行き過ぎた分ポジティブに修正される公算もある。84年周期、7年刻みで5~11月お試し期間、来年3月本格化。半値押しと半値戻しを目安に年末年始じっくりパートナーを吟味する場面。前向きでないと何も解決しない。■■■■■■(****)が一例。半値押しと前後してコインチェックが「暗号通貨」登録業者になる見通し。今後ドルやユーロ、人民元など法定通貨の限界を補完するもので円も然り。野村や日経の系列と一線を画し、■■■■(****)と■■■(****)OBの後押しが魅力。半値押しをものにするところだ。
 21日の日経平均226円安。大引け2万0166円。TOPIX1488(-28)。東証一部の出来高20億6700万株、売買代金3兆5500億円。値上がり225(値下がり1886)。10年債0.040%(+0.016)。米10年債2.785%(-0.009)。上海総合が2516(-0.79%)で引けた。マザーズ指数の引け811.07(-3.23%)。さんざんだけにお礼参りするつもりだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)にとどまった。■■■■■■(****)が2961円の引け。半値押し2781円を目安に買い下がり。やがて出番がやってくる。(了凡)