米中共倒れのはざま 買わざるを得なくなった米国債 (2018.12.14)
窓を空けて続伸。日経平均小陽線の引け。時間外も確りだ。12日ダウ157ドル高(一時458ドル高)が追い風。カナダのファーウェイ副会長保釈に対し中国が譲歩。米国産大豆輸入拡大やアメ車関税引き下げ、「中国製造2025」見直しなど米中改善を好感。先物のショートカバー(買い戻し)一巡後伸び悩んだ。25日移動平均線2万1870円で頭打ち。アルゴ取引(AI)とみられ、チャートで上値を探ると2万2500円。半値戻し2万2709円と肩を並べるもので、欧州や新興国通貨にひきかえドル円の堅調を先取りしている。日本の場合、来年10月消費税引き上げ。直後の反動を踏まえ低金利政策続行。原油安のほか教科書無償化、携帯料金引き下げなど「物価2%」に逆行する。このため、10年債0.05%どころで低迷。10年前の1割以下とあって再投資の金利収入が9割以上機会損失。米国債を買わざるを得ない。受け売りだが、8月1ドル109円台に振れた時、110円割れのドルが3時間43分で品切れという。FRBが11月下旬に中立金利を若干下回る旨表明。米利上げ停止説が流れた。日本の金融機関が円金利だけでやり繰りできず、米短期債が10年債の数十倍上の水準。ドルがどれほど下がっても買わざるを得ないわけだ。さらに、過去数十年米国の実質金利がゼロの水準で景気後退が起きた例なしという。12月から来年3月にかけて「お試し期間」がもたらすもので、半値押しと半値戻しを仮説に三角もち合いの検証が始まった。ブレグジット(英国のEU離脱)が最大のイベント。ユーロとポンドの将来を左右し、ルーブルや人民元、ドル円も大きな影響を受ける。5G(第5次通信革命)を通じてIoTの時代本格化。半導体スーパーサイクル第2幕と同時進行。天変地異と相俟って人類にフルイがかかるともいわれる。太陽と天王星の関係によると、7年後2025年がゴール。来年、日本の御一新をきっかけに世界中様変わり。通貨革命が起きる見通しだ。つまり、戦後70年以上続いた現体制崩壊。新体制が生まれる。お試し期間、本格化を含め最初が肝腎。■■■■■■■■(****)が中長期化けたように、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など戦略銘柄。戦後日本の基盤といわれた鉄鋼、電機、自動車などに代わるもので指数離れ。「米中共倒れ」のはざまで異彩を放っている。
13日の日経平均213円高。大引け2万1816円。TOPIX1616(+10)。東証一部の出来高13億3200万株、売買代金2兆3900億円。値上がり1583(値下がり482)。12月限が2万1780円(+0.83%)の引け。夜間取引1730円、シカゴ円建て同。ダウ先物2万4607ドル(+0.11%)。10年債0.050%変わらず。米10年債2.893%(-0.022)。上海総合が2634(+1.23%)で引けた。マザーズ指数の引け960.66(+0.36%)。確りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。中国はビジネスと政府(共産党)が一体化。常に政府が上にあるという。(了凡)