半値戻し10円足りず 日本に八百よろずの神の思し召し (2018.12.04)
週明け続伸。日経平均小陰線の引け。7連騰だ。1日の米中首脳会談が一時停戦・追加関税90日猶予で折り合い、同床異夢・呉越同舟といわれる。90日後、中国が全人代を迎えるためで事実上先送り。来年1月、日本に対しTAG(日米物品貿易協定)による不均衡是正が繰り上がる。道理で前週買い戻しが目立ち、お試し期間大詰めで半値戻し2万2709円にザラバ10円足りず。すっきりしない。75日移動平均線2568円と11月8日の高値2583円を抜いたものの、騰落レシオ123%台に突入し後場もみ合い。11日に英議会でEU離脱協定案を採決する見込みで、年末年始時間稼ぎの三角もち合い。悲観しても始まらない。日経平均先物によると、大証の引け2万2640円(+1.30%)に対し夜間取引660円、シカゴ円建て665円。ダウ先物が2万6032ドル(+1.93%)と空回り。6日のオペック総会も減産の足並みが乱れ小動きとみられる。米国が90日以内で中国に解決策を求めた技術移転の強要、知的財産権の保護、サイバー攻撃など5分野の懸案解消困難。来年3月期限を迎えるブレグジットと同様に90日後待ったなし。お試し期間から本格化の幕が上がる。米中のほか英国とEUも問題を解決できず消耗戦。共倒れも考えられる。そこに、日本の立つ瀬がある。欧米や中露など主要国の対立に何ら当事者能力を持たず。やり繰りに困っていないためだ。北方領土や沖縄の問題など戦後70年以上の懸案。延々とやっている。来年世界中がすったもんだのさなか、4月統一地方選、5月天皇譲位、6月G20 (大阪)、7月参院選に憲法改正国民投票と衆院選も伝えられ、10月消費税10%・携帯料金大幅値下げ。翌年の五輪準備に追われるわけだ。自分のことで頭が一杯。手が回らないところがミソ。八百よろずの神の思し召しだ。余計なことをいわず、でしゃばるな。変化を受け入れ前向きな対応が先決。出番がくるまでじっと待て。今から84年前、満州事変(1931)後3年。その84年前もペリー来航(1853)3年前にあたり、それぞれ10年後太平洋戦争、幕末維新を迎えた。無事切り抜けるとチャンスがやってくる。■■■■(****)然り。年末年始意外高が見込まれる。原油先物と売り残急増が手掛かり。収まりそうにない。
12月3日の日経平均223円高。大引け2万2574円。TOPIX1689(+21)。東証一部の出来高13億4000万株、売買代金2兆4300億円。値上がり1579(値下がり472)。10年債0.080%(-0.005)。米10年債3.034%(+0.027)。上海総合が2654(+2.57%)で引けた。マザーズ指数の引け1032.07(+2.04%)。二段上げに突入した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。維新、敗戦をしのぎ3度目の転機がくる。(了凡)