証券ビュー

アンコール伊勢町

ピンチがチャンスに 日本に続き7年後世界も御一新 (2018.11.28)

 戻り売りをこなし続伸。日経平均小陰線の引け。日柄整理が進んだ。米国に先行しリバウンドした26日に次ぐもので、年初来11兆円超といわれる外資の売り越しをしのぐスケール。より大規模な買い越しによるものだ。先物が買われ裁定取引に伴う現物買いに波及。2週間ぶり25日移動平均線2万1824円を上回った。26日のダウ354ドル高も手掛かり。23日年末商戦開始早々ネット通販が前年比24%増になったほか、イタリアの財政赤字削減、28日FRB議長講演、月末G20・米中首脳会談など見越して買い戻しが目立つ。トランプ氏が中国に対し「会談不調なら全品年明け25%関税引き上げ」を表明しても動じない。中国が変わらないと2020年の次期大統領選まで制裁が続くという。強硬姿勢に民主党も同調している。月末にかけて場味一変。200日移動平均線2万2288円を試し、半値戻し2709円が目安。年末年始、ITとバイオをフロンティアに2019年を吟味する場面と述べた。コンピューターがあと10年で限界といわれる中、中国でゲノム編集による双子の女児誕生が伝えられ戦慄した。行き過ぎの反動がうかがえる。ブルームバーグによると、これまで40年世界的な首脳会議で採択されたコミュニケ(共同声明)が今年存亡の危機。G7をはじめOECD、APEC(パプアニューギニア)、G20・米中首脳会談(ブエノスアイレス)も物別れの公算が大きい。25日、ロシアがウクライナ艦船を砲撃しただけになおさらだ。日本は欧米や中東、中露のはざまで打つ手なく出番待ち。敢えていえば、米中冷戦下の「新マーシャルプラン」が次のステップ。中国の一帯一路に対抗するもので、13日来日したペンス米副大統領のインド太平洋諸国インフラ整備600億ドル(約6兆8000億円)表明によるもの。日本が100億ドル上乗せして中国包囲網を後押し。中国の一帯一路に条件つきで参加し、スワップ3兆円に合意した経緯から煮え切らない。生かさず殺さずだ。北方領土2島返還も1956年の日ソ共同宣言に基づくもので、米軍基地が最大のさまたげ。第2次大戦の敗戦国だけに決め手を欠いた対応ぶりだ。しかし、戦後70年以上経過。世界経済が借金漬けで伸び切った現在、選択肢を持て余していることが強みになった。何が起きようと周囲が行き詰まれば頼りにされること請け合い。来年5月元号も変わり御一新。今年5月天王星がおうし座に入り7年後、世界も御一新の時を迎える。日本のどんな会社がご時世の変化に適応できるか。11月までお試し期間、来年3月本格化。これから半年目を離せない。
 27日の日経平均140円高。大引け2万1952円。TOPIX1644(+11)。東証一部の出来高13億2500万株、売買代金2兆3100億円。値上がり1509(値下がり526)。12月限が2万2000円(+0.78%)の引け。夜間取引040円、シカゴ円建て055円。ダウ先物も2万4605ドルと小確り。10年債0.085%変わらず。米10年債3.061%(-0.005%)。上海総合が2574(-0.04%)で引けた。マザーズ指数の引け975.04(+1.10%)。もち合い放れだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。ピンチがチャンスに見える。(了凡)