お試し期間を乗り切る 主要メディアの暴落説に与しない (2018.11.08)
前場続伸し後場反落。日経平均小陰線の引け。目先頭打ちという。米中間選の結果によるもので、市場が有権者より早く「ねじれ議会」を先取り。判明するや材料出尽くし。9日オプションSQのポジション調整売りも出た。しかし、一時200日移動平均線2万2388円にハイタッチ。JQ反発、マザーズ続伸も手掛かり。10年債0.120%(-0.005)、米10年債3.182%(-0.035)に跳ね返った。トランプ氏が下院より上院の勝利を優先し「大成功」とツィート。主要メディアの打撃報道を煙に巻いている。日経平均先物によると、大証の引け2万2120円(-0.36%)に対し夜間取引290円、シカゴ円建て285円。ダウ先物も2万5803ドル(+0.63%)と確り。VIX恐怖指数17.33(-13.18%)に安堵さえうかがえる。トランプ氏の政策が変わる由もなく、月末G20 で米中、米露首脳会談を控えているためだ。当分200日線が関門としても、半値戻し2709円挑戦が見込まれる。FRBによると、米経済は巡航速度に落ち着き今年3.1%成長の見通し。来年2.5%、大統領選の20年2%という。それを10月ダウ8%押して説明できるか疑問だが、米中対立に何らか貿易合意すれば困難といえない。受け売りだが、2009年6月に始まった米景気拡大。来年7月最長120ヵ月を抜くまで続く仮説を立てた。半導体ブームの反動に異を唱えるもので、これまでパソコンに使われるメモリーから自動車、家電、ロボットのほかIoT全体に広がると今後数倍の規模。スーパーサイクルの踊り場にある。6日、フィラデルフィア半導体指数1242.63(+1.14%)。世界の半導体材料大手サムコが年初の高値から半値になったのに呼応。■■■■■(****)や■■■■■■■■(****)に通じるものがある。来日したペリー・カウフマン氏が、テクニカルな面からショックが起きると思えない。米国株の長期上昇トレンドに変わりないと述べ同次元。10年前、中国の王岐山氏が元米財務長官と二人三脚で米国債を大量購入してリーマンショックを乗り切った経緯も消えていない。以前述べたように、米国株のバブル崩壊なし。経済統計を見る限りレバレッジ3倍程度といわれ、主要メディアの打撃・暴落説に与しない。11月末のお試し期間を乗り切り、来年3月本番に備える場面。乱高下にもまれ、鍛えられてこそ未来がある。今となれば、■■■■■■■(****)が典型。7日171円で引け値上がり率41位に顔を出した。がん創薬にこだわらず、免疫療法に傾注20年。リキッドバイオプシー、ネオアンチゲンに的を絞った内閣府研究プロジェクトを元厚労相が支援。国策に格上げされた。185円カイから次の幕が上がる。
7日の日経平均61円安。大引け2万2085円。TOPIX1652(-6)。東証一部の出来高16億8300万株、売買代金3兆1100億円。値上がり939(値下がり1095)。上海総合が2641(-0.68%)で引けた。マザーズ指数の引け970.47(+2.23%)。一段と好転している。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。半導体産業は、地下水が豊富にないと成功しない。(了凡)