売りも買いも長期化 ディフェンシブ関連が出番待ち (2018.10.17)
2日ぶり反発。日経平均中陽線の高値引け。後場一段高になった。200日移動平均線2万2503円を上回り一目均衡表雲のレンジ。薄商いで週明け持ち越した下値を決めかねている。前日ダウ89ドル安(一時142ドル高)を受けたもので自律反発の典型。後場、米株価指数先物やアジア株上昇を手掛かりに先物が買われ、1ドル112円台の円安に振れたのも追い風。ボックス圏のもみ合いとみられる。15日バンカメの7~9月期決算が発表され、純利益がピークを更新したにもかかわらず一時3%安。金利上昇や世界景気の減速懸念で説明できず、買われたのが生活必需品や公益などディフェンシブ関連。減税により2018会計度87兆円財政赤字が明らかになったお国の台所事情も気になるようだ。16日発表された中国のCPI(消費者物価指数)が9月2.5%(8月2.3%)で上海総合小確り。引け2546(-0.85%)に値を消すなどソリが合わない。日経平均先物によると、大証の引け2万2420円(+1.04%)に対し夜間取引560円、シカゴ円建て545円。ダウ先物も2万5361ドルと確り。戻りを試す動きに変わりない。首相が25~27日中国を訪問し習近平氏と首脳会談に臨むが、米中貿易戦争のさなか中国の地方政府が日本に対し企業誘致説明会急増という。仮に米中が一時休戦しても問題長期化。11月6日の米中間選以後要注意といわれる。米国が圧倒的有利というが、中国は米国債売却や米政府、企業、個別に報復措置も可能で引くに引けず。共倒れも考えられる。日本の場合、首相をはじめ取り巻きの脇も甘いだけに市場クール。10月が1929年「暗黒の木曜日」(24日ダウ23%暴落)、1987年「ブラックマンデー」(翌日の日経平均3836円安)と同様トラウマになっている。9月がリーマンショック10年で何も起きず、この上11月6日米中間選までもみ合いとすれば、売りも買いも長期化せざるを得ない。■■■■■■■(****)が一例。後場寄り後153円をつけ51円で引けた。■■(****)や■■■■■(****)に刺激を受けたもので、DNAと免疫療法の草分け。つい最近、本庶佑教授(76)と中村祐輔教授(65)がノーベル賞候補といわれ、同根との見方によるものだ。7月の戻り高値185円に対し、8月と10月半値戻し全値戻しの公算大。来年の運気好調でS高を持ち越した。■■■■■■(****)も反転の足場を固めた。4月に急騰し10月が次のステップ。金融庁の認可待ち。仮想通貨が金融商品取引法に適用されると居どころが一変する。
16日の日経平均277円高。大引け2万2549円。TOPIX1687(+12)。東証一部の出来高12億6000万株、売買代金2兆4800億円。値上がり1112(値下がり910)。10年債0.145%(+0.005)。米10年債3.170%(+0.011)。マザーズ指数の引け972.14(+0.14%)。2番底が入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。受け売りだが、世界の地下経済5000兆円といわれ、ビットコインを使って表に出す情報が流れている。(了凡)