証券ビュー

アンコール伊勢町

本物に近いお試し期間 日本がいいポジション油断するな (2018.10.05)

 買い一巡後続落。日経平均中陰線の引け。後場2万4000円割れだ。10年債が0.155%に上昇。2016年1月マイナス金利導入以来の水準となり利食い急ぎ。円安一服、香港のハンセン1.77%安も響いた。米10年債が3.221%(+0.042)と7年3ヵ月ぶり急上昇したのが主因。市場に経済合理性を問うもので流石の印象。ディフェンシブ関連が売られる一方、金融や保険、石油関連が買われた。上げが急ピッチでスピード調整とみられ、9月19日の窓埋め3481円が下値の目安。日本株が消去法で理外の理。やがて漁夫の利も考えられるポジション。手詰まりだけに踏ん張りどころだ。前日のダウ54ドル高。5連騰で2日連続最高値を更新した。気になるのが米住宅市況。8月の着工が3ヵ月ぶり128万2000戸(9.2%増)になる一方、先行指数の許可件数122万9000戸(5.7%減)と今年最低の水準。このため、米長期金利上昇を受けて今後ハイテクにヘルスケアが両輪と心許ない。米有識者が日本と同盟強化を提言しており、米中貿易戦争の間隙を縫って日本に資金パイプのお鉢が回ってくる。9月後半走りという。日中関係も改善。9月25日北京で行われた経済協力を推進する官民合同委員会が手掛かり。中国が一帯一路によらず、第三国という表現や日中共同案件に相手国の財政や開放、透明性に経済合理性4条件を満たす旨日本の提案を受諾。10月23~25日首相訪中に1000人規模の日中第三国市場協力フォーラム、約30項目の合意文書に署名する段取りも決まった。10~11月、7~9月期決算発表のほか、米中から日本にアプローチが伝えられ意外な場面。お試し期間でも本物に近い。■■■■(****)に続き■■■■■■(****)が動き始め、■■■■■■■(****)の復活も時間の問題だ。気掛かりなのが、9月18日紹介した東大名誉教授の村井俊治氏(78)。10月1、2日JESEA(地震科学探査機構)に設置した多数のプライベート電子観測点で異常発生。大型台風が続く中で大きな地震が短期間に起きる公算があるという。東南海や東海など南海トラフより房総・三浦・伊豆半島や御前崎が先。1ヵ月以内に異常が現れたエリアが心配とツィートしている。以然、H教授が東京直下地震の前に北海道地震が起きるといっていたのも不気味。9月7日フィジー諸島でM8.1、同30日6.6も津波なし。フィジーの東バヌアツで起きると日本の番といわれる。
 4日の日経平均135円安。大引け2万3975円。TOPIX1801(-1)。東証一部の出来高15億9000万株、売買代金3兆1000億円。値上がり1236(値下がり800)。12月限が2万3920円(-0.91%)の引け。夜間取引970円、シカゴ円建て965円。ダウ先物2万6760ドルと小動き。上海総合休場。マザーズ指数の引け1044.57(-0.90%)。25日線が75日線を上回った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)など。日本がいいポジションにつけた。油断するな。(了凡)