週明けデンと構える お試し期間こなすと来年明るい (2018.10.01)
前週末急反発。日経平均小陽線の引け。バブル崩壊後、戻り高値を更新した。一時2万4286円(490円高)をつけ26年10ヵ月ぶり。年初来9月第3週まで約6兆9000億円売り越した外資の買い戻しが主因。30日沖縄知事選を受け週明け注目される。日経平均先物によると、前週末大証の引け2万4130円(+1.26%)に対し夜間取引180円、シカゴ円建て同。ダウ先物も2万6503ドルと確り。続伸とみられる。前日の陰線を払い、商いを伴って1月23日の年初来高値2万4129円を抜き文句なし。下げの倍返し7631円が視野に入った。1月23日の予想PER15.8倍を現在の予想EPS1733円に当てはめると7381円。肩を並べる水準で信憑性がある。米中貿易摩擦や新興国通貨急落など主力企業の7~9月期業績がネガティブから後退し、10~11月上方修正の公算が大きいためだ。ロイターによると、企業側の予想が通期4.8%経常増益に対し、11.1%増益(9月10日現在)。40兆7000億円にのぼるという。日本企業が当初から慎重な上、6月1ドル108円を110円に見直し9月一段と円安。さらに、EPS上昇が見込まれる。このため、万一不測の事態を加味しても9月19日の窓埋め2万3481円が下値の目安。沖縄知事選を突破口に2万5000円をとらえ倍返し。アベノミクスⅡが顔を出すと述べた。米国追随のお鉢が回り、主力のほか医薬品、通信、公共などディフェンシブ関連が水準訂正。頭打ちといわれる米国に代わり、日本がつなぎ資金のパイプ役になりそうだ。これまで26年10ヵ月のシコリを解消すると、3万円や3万5000円の戻り売りも知れたもの。中長期5万円、10万円も考えられる。2000年のIT・ネットバブルに続くAI・IoTバブルのイメージ。米国で1980年代ダウ1000ドルがネット1万ドル、IoTバブルで2万5000ドルを超えた。日経平均の80年代8000円が3万8915円(1989)、2009年7000円が5万円や10万円になっても口出し出来ない。米国並みに25倍で換算すると20万円。米国の卓抜したソフトに日本の精致なハードが連動するわけで、高齢化懸念に人手不足も最大の手掛かり。工場の自動・ロボット化がAI・IoT化に置き替わり生産性向上に弾みがつくためだ。人件費にこだわり移民や難民を大量に受け入れた欧米が日本に遅れをとり不振に喘いでいるのが現状。中国や北朝鮮など独裁政権論外。真似やパクリで新たな進展を見込めず、到底世界の支持を得られない。11月までお試し期間をこなすと来年明るい。週明けデンと構えるがいい。
9月28日の日経平均323円高。大引け2万4120円。TOPIX1817(+17)。東証一部の出来高15億5700万株、売買代金3兆1900億円。値上がり1399(値下がり623)。10年債0.125%(+0.010)。米10年債3.061%(+0.009)。上海総合が2821(+1.06%)で引けた。マザーズ指数の引け1077.55(+0.96%)。いい足取りだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。これから7年で世界の大勢が決まる。国内や業界もそうだ。台風24号のあと25号がやってくる。天災も7年続くという。(了凡)