証券ビュー

アンコール伊勢町

高値更新に油断するな 何が起きても2強が世界をリード (2018.09.18)

 前週末大幅続伸。日経平均7ヵ月ぶり2万3000円回復。SQ値3057円を上回った。5たび挑戦によるもので、2月2日の窓埋め3122円が次の目安。21日の日米貿易協議を踏まえ、20日自民党総裁選後の政策期待を織り込む場面。これまで米中関税応酬、トルコリラ急落。一連の天災などさんざんしのいだだけに、3月底を叩いた売り方の買い戻しが見込まれる。8月末の2万5000円を仮説に駒を進めてきた。日経平均が下値を切り上げ、TOPIXが上値を切り下げる展開。戦後の延長上で説明できず、9月に踏みが入ると10,11月投げとも述べた。12日、プーチン氏が「東方経済フォーラム」で首相に北方領土棚上げ、前提なしで年内平和条約を持ち掛けたのに似ている。返還に伴う日米安保適用を嫌がり、日本が手を引くのも困る。冷戦後最大の軍事演習とセットで臨み、何も得られなかった経緯が興味深い。首相も、憲法改正を急ぐと来年国民からしっぺ返し。それどころでない。13日、北海道地震を的中させた東大名誉教授・JESEA(地震科学検査機構)会長の村井俊治氏(78)がネットに流れた。AI予測によるもので、7月25日から8月22日まで地盤沈降とひずみ、隆起などとらえ再三警告。9月6日図星になった。村井氏は1999年「国連宇宙会議」で議長、2013年に日本測量協会の会長に就任。測量学の世界権威。国土地理院が全国1300ヵ所に持つ電子基準点のGPSデータをもとに「MEGA地震予測」を積み重ね記録的な的中率。半年前異変を察知したという東日本大震災に発信手段がなく、1万5000人以上の犠牲を出したことから2016年4月熊本地震、同10月鳥取地震で警告を発し的中。台風21号が北海道地震の引き金になったという。同予測によると、静岡・御前崎など駿河湾沿い、神津島や御蔵島など伊豆諸島に長期的沈降があり周辺の境目にひずみ。この1ヵ月伊豆や周辺で地表が上下動する一斉異常変動も見られ、地震が発生すると首都圏や東海も連動し警戒が必要という。やれやれでも油断するなと受け入れた。14日米東海岸に上陸した大型ハリケーン、15日フィリピンのルソン島に達した台風22号がともに100万人規模の避難命令。天王星が84年ぶり5月おうし座に移った7年のスタートがこのありさま。11月までお試し期間で来年3月から本格化。人災のほか天災もついて回る。万一、つかまっても諦めないこと。安心や安全など日常に優るものはない。米5強のようにソフトだけで競争に勝てない。日本のような精度のいいハードなしに続かない。3連休明け、米国に次ぎ日本も戻り高値更新に挑戦。何が起きても2強が世界をリードする仮説を立てた。
 14日の日経平均273円高。大引け2万3094円。TOPIX1728(+18)。東証一部の出来高17億3200万株、売買代金3兆3200億円。値上がり1557(値下がり474)。12月限が2万2970円(+1.50%)の引け。夜間取引3070円、シカゴ円建て3060円。ダウ先物2万6185ドルなど強含み。14日、SOX指数も1377(+1%)で確りだ。10年債0.110%(+0.005)。米10年債2.996%(+0.023)。上海総合が2681(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1018.43(+1.93%)と出直り。見ものだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。聞き耳をたてると、ポスト米国の一番手が日本という。(了凡)