11月まで再編の予告篇 興奮をつくり巻き込まれる9月 (2018.09.04)
週明け続落。日経平均小陰線の引け。後場用無しだ。米国とカナダNAFTA見直し交渉5日に持ち越し、NY休場、上海総合安など手詰まり。寄り後円高に振れ風向きが変わり、大型台風接近で気もそぞろだ。5日移動平均線2万2820円を抜けずじまい。買いのほか売り材料もないためで、8月24日の窓埋め2601円が下値の目安。同29日から旬日整理が見込まれ、9月11日前後五たび2万3000円挑戦。8月末述べた理由で抜くとみられる。戦後の延長上で説明できない場面。天王星おうし座入りの星読みによると、9月は興奮をつくり巻き込まれていく時。8月が空発的な出来事により現実的な取り組みと対応に追われた経緯から、9月に2万5000円の公算が大きい。10月高揚感から離れ日常を取り戻すと、11月には失望から理想の世界再構築。5月以来半年のお試し期間が一巡するという。来年3月本格化する世界再編の予告篇。84年周期で7年完結だけに、3日用無しでも気を抜けないわけだ。2011年の東日本大震災から始まった前回の7年も手掛かり。覚醒の通過儀礼といわれ、前向きに力を蓄え来年3月以降開放に備えよという。同震災から7年、様々な形で強制的な崩壊を日々体験した者にとって、崩壊や恐怖こそ解放のエネルギー。市場が発露と考えられる。非常に強い台風21号を昭和34年の伊勢湾台風を引き合いに重大と受け止める向きがあり、今上陛下御成婚の年と平成の終わりが引っ掛かるようだ。確かにコースも似ており、最近昭和から平成にかけて功成り名を遂げた有名人が続々鬼籍入り。天王星は時代を司るといわれ逆らわないことにした。2016年から世界の上場企業が頭打ち。15年の4万5500をピークに伸び悩み。1996年8000超数えた米国で半減したといわれる。世界の低成長化と資金需要減少によるもので、世界的な供給過剰に第4次産業革命がデフレに拍車をかけた。製造業からITを中心とするサービス業に構造変化も見逃せない。さらに、8月16日英大手銀が発表した地球のオーバーヒート。自然が再生産できないほど人間の経済活動に蹂躙されているという。8、9月踏み10、11月投げを仮説に9月の日経平均2万5000円も仮説。一服しないと10、11月対応できない。米国が貿易戦争、ロシアも大規模な軍事演習を仕掛け、中国やトルコなど新興国のモラルハザード(規律の喪失)が目に余る。これに対し、1986年に日露戦争から戦後の復興まで外国の借金を完済した日本を世界が見直す場面。中長期日経平均5万円、10万円も考えられる。何より9月をモノにすることだ。
9月3日の日経平均157円安。大引け2万2707円。TOPIX1720(-15)。東証一部の出来高10億8300万株、売買代金1兆7900億円。値上がり410(値下がり1630)。9月限が2万2710円(-0.66%)の引け。夜間取引780円、シカゴ円建て775円。NYダウ先物2万6059ドルと比較的確り。10年債0.115%(+0.015)、米10年債2.860(+0.003)。上海総合が2720(-0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1033.45(-1.49%)。心配ない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)、■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。11月まであっという間だ。(了凡)