幸か不幸か打つ手なし ものにもよるが値千金の踊り場 (2018.08.21)
週明け反落。模様眺めで始まり膠着状態。今年2番目の薄商いだ。17日NYダウ110ドル高を受け、20日上海総合29ポイント高を消化する幕間。幸か不幸か打つ手なしの現状から、22~23日米中通商協議が新たな材料。しかし、中国は禁断の大豆に報復関税をかけ「米国の責任」と開き直る始末。中国の家畜飼料が米国産大豆に依存し、7月から都市部の豚肉高騰で市民生活に大きな影響が出ているという。追加関税が農業分野に集中し、NYダウ比較的確り。前週末、米フィラデルフィア半導体指数が1323(-0.73%)に反落。日本のハイテク関連も見送られた。米中通商協議に反応していないのも事実で、7~9月期下振れ懸念に沈黙。8~9月売り方の期日到来と9~11月買い方の投げが予想され踊り場入り。米中消耗戦が関の山。11月までお試し期間と述べた。案の定、関係分の■■■■■■■(****)が148円引け。19日、厚労省が来年度保険適用を見込み、がんゲノム登録義務化・最適治療一元管理。医薬品関発を促進と伝えられたのが手掛かり。全国11の大学病院を拠点に100ヵ所の連携病院を指定し、オールジャパンで欧米を猛迫し追い抜く構えだ。系列の■■(****)も切り返し。ともに来年上昇運で朝日のあたるポジション。N教授(65)にとってラストチャンスだ。■■■■■■(****)は519円引け。16日に反転した。現在、コインチェック登録待ち。ウォール・ストリートがビットコインのETF組成に動き、SEC(米証券取引委員会)が9月末をめどに判断。息を吹き返す見通し。9月25~26日のFOMCで利上げ打ち止めが伝えられるためだ。「仮想通貨とブロックチェーンの歴史的意義」(野口悠紀雄氏)にくわしい。7月の戻り高値から1ヵ月の調整で相場が若返った。■■(****)も出直り。18日に日経がアマゾン関連と伝え、大型倉庫向けラック製造の需要増が見込まれる。さらに、■■■(****)の生分解プラスチック増産。今後、世界レベルで膨大な特需が予想される。今回のトルコ危機。株にリラ安で散々。中国が輸入先トップのため、米中関税応酬の打撃に拍車。中国で著名な賀江兵氏が香港のメディアに「中国は勝ち目がない」と強調。「2ヵ月以上続くと壊滅状態に突入」。早期解決を訴えているのが印象的。一方、北戴河で受けた批判を軍部統帥により乗り切ったといわれる習近平氏(65)。2009年に稼働した三峡ダムが長江上流の洪水で決壊懸念にさらされ、当時の手抜き工事も糾弾されているという。事実上、飲む水がないともいわれ痛恨の極みだ。
20日の日経平均71円安。大引け2万2199円。TOPIX1692(-5)。東証一部の出来高9億8300万株、売買代金1兆6700億円。値上がり482(値下がり1550)。9月限が2万2160円(-0.45%)の引け。夜間取引220円、シカゴ円建て210円。NYダウ先物2万5727ドルなど膠着状態。10年債0.090%変わらず。米10年債2.856%(-0.006)。上海総合が2698(+1.11%)で引けた。マザーズ指数の引け951.93(-0.72%)。正念場だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。モノにもよるが、値千金の踊り場とみられる。(了凡)