中長期に万一の構え 十分かどうか仮説の検証に尽きる (2018.07.17)
前週末続伸。一時日経平均505円高。後場買い戻しが広がった。上半期対米黒字14%増という中国の貿易統計が好感され、半年ぶりの円安やNYダウ先物高など手掛かり。ヘッジファンド短期筋が動いたといわれ、日本の3連休明けを先取り。日経平均がマドを空けて上伸し、3週間ぶり25日移動平均線2万2324円を抜いた。一目均衡表の雲上限2448円もクリアし待ったなし。しかし、SQにかかわらず出来高、売買代金が低水準で物足りない。16日休場だが、中国で4~6月期GDPや鉱工業生産、小売り売上高など発表があり、上海総合が2831(-0.23%)で引けただけに何も起きない見込み。13日の金曜がSQと新月のおまけつき。先物がちゃぶついたのに過ぎない。前週末NYダウ続伸とナスダック最高値更新が伝えられ、米主要500社4~6月期決算2割増益といわれるだけに日本も追随。総論売りの各論買いが予想される。6、7月米朝首脳会談と同様に米中貿易摩擦も見掛け倒し。現実と出来レース半分を勘案し帳尻合わせ。欧州ロスチャイルド家と米国ロックフェラー家が利害調整している。3連休明け熱中症、26日ツクヨミの礼祭日、31日の火星大接近に油断するな。10日述べたように、1917年のロシア革命から100年余り。コミンテルン(共産主義インターナショナル)を通じて国連や、中国、米国(ネオコン)に流れたグローバリズム(世界統一)が転機。2016年英国ブレクジットと米国トランプ氏台頭により反グローバリズムに移行。米朝、米中もこの範疇にある。中国の王岐山氏(70)が英国ロスチャイルド家の筆頭代理人といわれ、習近平氏の金庫番だけに同じ穴のムジナ。13日トランプ氏が英女王に面会したのと無縁でない。15日までロシアがワールドカップで目くらまし。日本の場合、2020年7月24日から8月9日まで17日間東京五輪(8月25日から9月6日まで12日間パラリンピック)が相当する。英米に続き新体制をやむなくされ、台湾の元総統・李登輝氏(95)やマレーシア首相に返り咲いたマハティール氏(92)の期待にこたえられるか正念場。早い話、記録的な西日本の集中豪雨と猛暑による熱中症急増から夏季開催が危ぶまれている。14日、メイン会場の新国立競技場周辺(新宿)で43.6度。銀座4丁目交差点45.8度。各国選手のほか観客や地元でも熱中症続出が予想される。われわれは中長期に万一の構え。十分かどうか仮説の検証に尽きる。
13日の日経平均409円高。大引け2万2597円。TOPIX1730(+20)。東証一部の出来高12億7800万株、売買代金2兆5400億円。値上がり1547(値下がり473)。9月限が2万2600円(+1.76%)の引け。夜間取引580円、シカゴ円建て575円。NYダウ先物2万5019ドルなど比較的確り。10年債0.040%(+0.005)。米10年債2.830%(-0.017)。マザーズ指数の引け1046.92(+0.66%)。この儘で収まらない。値上がり率ランキンによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)中長期よし。(了凡)