イベント尽くめ消化難 北の非核化米国主導にブレーキ (2018.06.06)
高寄り後一服。先物主導に一進一退。まちまちで引けた。NYダウ178ドル高、ナスダック新高値を受けたもので、1ドル110円台目前の円安も手掛かり。
日経平均が小陰線となり、5日移動平均線2万2281円、25日線2万2561円、75日線も上向き。25日線を上回ると買い戻しが予想される。6日首相訪米から12~13日FOMC利上げまでイベント尽くめ。このほか、10日スイスの国民投票(ソブリンマネー)、22日OPEC総会、24日トルコ大統領・議会選、28~29日EU首脳会議などはち切れそうで消化難。12日の米朝首脳会談を目玉に一喜一憂が関の山だ。4日、ロシア通信が金正恩氏にロシア訪問を提案したプーチン氏の親書を伝え、12日の米朝会談に一石を投じた印象。9月11~13日「東方経済フォーラム」(ウラジオストク)に招待し、首相が参加するほか韓国文在寅氏、中国習近平氏も検討中。米国主導の非核化にブレーキがかかった。長引く公算が大きい。足もとで■■■■(****)が2000億円公募増資、■■■■■(****)に英エネルギー相が出資を検討。さらに、東京地検がデータ改ざん・虚偽表示の疑いで■■■■■(****)を家宅捜査するなど売り買い交錯。つかみどころがない。戦後初のことが続々起きているためで、70年以上持ち越した懸案がアップデートに解決を迫られ6月に集中した。どれもこれも一度にこなせないのが道理。5日、「世界デジタルサミット2018」(総務省・日経共催)で、米調査会社IDCの幹部がブロックチェーン(分散型ネットワーク)を使い、不動産をはじめ売買に革命を起こすと述べ度肝を抜いた。米国とIMFによる行き詰まったドル本位制打開につながるもので、仮想通貨のブロックチェーンと同列。立ち上げ途上で興味深い。■■■■■■(****)の場合、初物買いの典型だ。5、10年かけて少くても時価総額1兆円(5日1593億円)か2兆円の次世代金融機関を先取りするもので、現段階なら■■■■■■■(****)より■■■■(****)が先行。チャートを見てもわかる。一方、OTS(4564)が年初来安値を更新。正念場を迎えた。来週後半N教授帰国。22日株主総会。7月から政府支援のAIホスピタル(がん最適治療)創造プログラムをリード。2022年にかけて10年の遅れを取り戻すという。同社もひところ時価総額1兆円(5日235億円)か2兆円取り沙汰され、これまで蓄積した分厚い臨床データや特許の数々が無形固定資産。時がくるまで待て。会社、N教授ともに上昇運で見込みがある。
5日の日経平均63円高。大引け2万2539円。TOPIX1774変わらず。東証一部の出来高15億4600万株、売買代金2兆3800億円。値上がり853(値下がり1133)。6月限が2万2520円(+0.04%)の引け。夜間取引変わらず、シカゴ円建て525円。NYダウ先物も強含み程度。10年債利回り0.050%(+0.005%)。米10年債2.925%(-0.021%)。上海総合が3114(+0.74%)で引けた。マザーズ指数の引け1110.66(-1.85%)。底入れが近い。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。心配無用だ。(了凡)