功を奏す日本側の協力 12日結果が出ない米朝首脳会談 (2018.06.05)
週明け急反発。引けも確り。外資に振り回された。5月30日、日経平均339円安の反作用。同31日、MSCIの指数構成銘柄入れ替えに伴い、資金流出を見越して先物を売ったヘッジファンドの買い戻しが主因。前週末NYダウ219ドル高、同先物も高く、予想以上の米雇用統計(5月)を事前に米大統領が知っていたことも後味が悪い。8日メジャーSQを控え、25日移動平均線2万2553円が関門。■■■(****)が戻す一方、■■■■■(****)や■■■■■(****)が値を消し不可解という。12日、米朝首脳会談を前に駆け引き活発。6日首相訪米、7日に日米首脳会談。8~9日G7(カナダ)、12~13日FOMCなどめまぐるしい。この間、米中通商協議が尾を引くほか、12日の米朝首脳会談に肩透かし説。総論賛成、各論物別れとみられる。北朝鮮が世紀の大一番にホテル代を払えず、シンガポールが肩代わりするという。非核化を実現するまで経済支援棚上げ。彼らは核を手離さないといわれ、見返りも難航が予想される。踏み込むと、米朝首脳会談の具体化に日本側の対米協力が功を奏し、朝鮮半島の経緯、板門店からシンガポールに会場変更、自衛隊の米軍支援などトランプ氏も評価。懸案の拉致問題が解決に向け動き出した。7日の日米首脳会談で首相がリードするといわれ、欧州勢も期待している模様。4~5月、原油先物や米金利、ドル高など一服。世界経済が踊り場を迎えただけに、節分から彼岸底を叩いた売り方の買い戻しが焦点。4日、25日線を抜けなかった日経平均が、日足と一目均衡表の転換線2万2440円を上回り、5~7月騙しにうなされそうだ。1日に金正恩氏の親書を受け取ったトランプ氏が「素晴らしい書簡で興味深い」と述べる一方、開封していないことも明らかになり予断を許さない。会談が成功しても、12日以降何も変わらない仮説を立てた。異論を承知で1国2制度。北は金王朝でないと収まらず、南には単独で人口2500万人(有権者2000人)投票率100%の金正恩氏に勝てる候補がいない。韓国人は、同胞である北が攻めてくると考えていないそうだ。韓国のサムスンとアップルの訴訟も引っかかる。サムスンは韓国GDPの4分の1、上場81社の利益でも48%を占め、収益の70%がスマホをはじめ移動体通信事業。アップルの下請からパクリに転じ莫大な収益をあげている。サムスン生命を通じ国内金融の4割を握るという。訴訟もこれまでアップル全勝。存亡の危機に置かれたままだ。4日売られた銘柄に分がある。
4日の日経平均304円高。大引け2万2475円。TOPIX1774(+25)。東証一部の出来高14億8200万株、売買代金2兆4500億円。値上がり1737(値下がり309)。6月限が2万2510円(+1.31%)の引け。夜間取引550円、シカゴ先物同。NYダウ先物も2万4772ドルと続伸。10年債利回り0.045%(+0.005%)。米10年債2.921%(+0.024%)。上海総合が3091(+0.52%)で引けた。マザーズ指数の引け1131.60(-0.13%)。いかにも大人しい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。12日、結果が出ないとわかった。(了凡)