証券ビュー

アンコール伊勢町

さざ波からお試し期間 お金持ちを見れば将来がわかる (2018.05.21)

 前週末続伸。日経平均小陽線。買い一巡後伸び悩んだ。18日NYダウ1ドル高が物語るもので、17日未明米10年債3.12%の跳ね返り。債券に比べ割高なハイテクが見送られ、中小型や出遅れの水準訂正が目立つ。5月8日G20議長国アルゼンチンがIMFに緊急支援を要請し、6月12~13日FOMCの利上げ確実といわれる場面。決算発表が一巡し、先物の買い戻しを除くと膠着状態。16日から新局面に入った。84年に1回、お金の革命といわれ世界レベル。国や企業で7年がかり大規模な世代交代が起きる見通し。5月までさざ波、11月にかけてお試し。来年3月でさえイントロ。ドル基軸体制が動揺し仮想通貨の登場が口火になった。お金の革命をリードするとみられ、トムソン・ロイターによると、世界の金融機関20%が2018年度内に事業参入する見通し。18日、■■■■■■(****)680円の引け。米国進出検討を表明した。日本の法的枠組みが米国型のクリプトカレンシー(暗号通貨)とみられ、金融規制やセキュリティー、コンプライアンス、(法令遵守)など再構築。現在のみなし業者から6月にも登録承認を目指し、グループの人材をコインチェックの改革と金融庁との折衝に動員するという。2004年8月の上場来高値1910円突破が目安。抜けないようでは任せておけない。一方、中東と極東で国際緊張綱引き。アルゼンチンやメキシコペソ、トルコリラ急落のさなか、米国が対イラン戦略21日発表の予定。北朝鮮非核化の見返りに体制保証。米朝会談に合意なければ完全破壊が起きるという。下馬評で米朝合意が半世紀に1度あるかないか大取引といわれ、崖っぷちの北朝鮮がない切り札をあるようにひけらかすと山場。中国を後ろ盾に目一杯大きく見せるのが狙い。もはや手詰まりで殺し屋といわれる国防総省・陸軍のポンペオ氏、ガチガチのネオコンボルトン氏を一挙に投入。さざ波からお試し期間に移る見込みだ。イスラエルはイランと一戦交える気だが、北朝鮮は初めから切り札がなく無理して核開発を進めた。敵前逃亡も考えられる。お金持ちを見ればその国の将来がわかるというが、日本のように億万長者(約83万人=0.65%)が少な過ぎてわかりにくい。中国の場合、共産党政権の成長目標が高過ぎてGDP比の投資高止まり。その後落ち込むシグナルという。由来、日本は他力の国。さざ波に動じる気配なし。お試しで実力を問われる。週明け盛り上がりに欠け、中小型や出遅れの水準訂正が予想される。
 18日の日経平均91円高。大引け2万2930円。TOPIX1815 (+6)。東証一部の出来高13億300万株、売買代金2兆2800億円。値上がり1161(値下がり824)。6月限が2万2930円(+0.39%)の引け。夜間取引830円、シカゴ先物800円と一服している。10年債利回り0.055%変わらず。米10年債3.059%(-0.052%)。上海総合が3193(+1.24%)で引けた。マザーズ指数の引け1154.41(+0.18%)。確りしている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。6月も引き締めて臨みたい。(了凡)