外資不在仕切り直し 4月の荒天抜け5~7月にわかる (2018.04.03)
週明け反落。日経平均安値引け。出来高、売買代金が今年最低になった。外資不在によるもので、前週末グッドフライデー。3日イースター明け。国内勢同士でさまにならない。25日移動平均線2万1512円を抵抗ラインにダウ先物が売られ、引けにかけて5日ぶり小反落。仕切り直しだ。2日発表された日銀短観(3月)で大企業製造業のDIが2年ぶりプラス24(昨年12月26)に後退。3ヵ月後もプラス20に落ち込む見通し。鉄鋼や化学など素材が悪化し、自動車や機械など加工産業の改善が伝えられるものの気勢上がらず。外資抜きに市場が成り立たない。前週末(31日満月)一部利食い、様子をうかがう場面と述べた。関係分で■■■■■■(****)がザラバ半値戻し3770円を突破したが、引け小甘く倍返しの4755円お預け。調整を前向きに受け入れた。フォーブスジャパンが持ち上げるように、直近上場企業の経常利益が1990年バブル当時の倍にのぼり、財テクでなく本業の稼ぎによるもの。米国や中国がIoT革命をリードする上で半導体製造装置やセンサー、高性能電池などハイテク部品を日本に集中発注している。実質無借金もザラにあり、日経平均のPER12倍割安。2月から米長期金利上昇をきっかけに世界株安といわれるが、ゴルディロックス(適温)相場の反動。昨年11月を転換点に5月が急所。期日売りのほか、イスラエルの米大使館エルサレムに移転。米朝首脳会談など混乱が予想される。3月31日満月の桜が見事といわれただけに、今後天変地異や戦争の予感を嗅ぎつけた向きもいる。米国がドル暴落を避けるため、北朝鮮を引っ張り込んだともいわれ、1971年金・ドル交換停止後にニクソン大統領が中国を電撃訪問した後追い。中国を30年以上引き回し、今回待ったなしの貿易摩擦をひき起こしたが、北朝鮮を相手にドルの延命を図っても数年が関の山。中国もわずか30年、資本主義の成り上がりが中華帝国を自画自賛し、あり得ない一帯一路の神話の中で共産党万歳を唱えるだけ。工業化が頭打ちとなり、14億人食べていくことも困難になった。天変地異や戦争のほか飢饉なしに収まらない。受け売りだが、経済学の教科書には「工業生産に水が必要」と一切書かれていない。欧米や中露、南米やアフリカにもこれ以上まともな水がない。あるのは日本だけだ。湧き水の出るところに自然や人間のエネルギーが宿る。早ければ、4月の荒天を抜け5~7月になるとわかる。世界に成長の糧がなく、消去法で日本の出番がやってくる。
4月2日の日経平均65円安。大引け2万1388円。TOPIX1708(-7)。東証一部の出来高9億5600万株、売買代金1兆6700億円。値上がり653(値下がり1346)。6月限が2万1430円(-0.04%)の引け。夜間取引で390円をつけている。10年債利回り0.045%(+0.005%)。米10年債2.762(+0.024%)。上海総合が3163(-0.18%)で引けた。マザーズ指数の引け1205.27(-0.08%)。この儘で収まらない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)など。中国人は最近になって桜を見るようになったという。(了凡)