6日から買い場探し 4~6に7~9月も怪しい雲行き (2018.03.06)
週明け続落。後場、先物が売られ一段安。引け持ち直した。買い戻しによるもので、1ドル105円台半ばの円高が足かせ。日経平均が2月14日の2万1154円、200日移動平均線2万1179円を下回り、年初来安値を更新。同14日のザラバ安値2万950円を切った矢先、2番底から2段下げを受け入れた。JQ平均2%、マザーズ指数5%安など過剰反応。むしろ、「健全」な調整と前向きだ。1月26日を最高値に3月2日までNYダウ8%、S&Pで6%調整した程度。暴落のうちに入らない。レバレッジに規制がかかっているためで、為替や金利、税制などひねり世界中から資金を集めているのが米国。2009年量的緩和導入から10年を数え、13年に異次元緩和で猛迫した日本より4年先行。正常化が遅れるのも当然で、出口にこだわり円安株高を叩くメディアが多い。5日、2段下げの目安を黄金分割で試算すると、NYダウ2万2347ドル、日経平均2万2594円。3月2日の満月売りよし。16日、新月(17日)買い戻しと述べた。30日(31日満月)手仕舞という。5日の中国全人代から9日メジャーSQ・米雇用統計・パラリン(18日まで)、20~21日FOMCをこなし4月に米韓合同軍事演習とめまぐるしい。6日午前、「森本文書」改ざん疑惑で国会に調査状況を報告する国税庁長官も気懸かり。同長官は朝日が2日の朝刊で伝えてからホテル暮らしといわれ、5日参院予算委の集中審議で財務相に「調査困難」といわしめた。公文書の改ざんが焦点。消えた年金問題で第1次政権を棒に振った首相が再び正念場を迎えた。財務相のひきつった顔が裏目に出ると総辞職。外資の日本売りも考えられる。一方、6月に米軍の北朝鮮空爆説が流れているのも事実。キッシンジャー氏(94)の常任理事国(5)を除く核拡散阻止が根拠といわれ、米国は北朝鮮を挑発して先にミサイルを撃たせ直後に空爆。北の国境から中国軍が入り首都平壌を制圧。2017年2月マレーシアで暗殺された金正男氏の長男が後継者といわれる。再三伝えられるシナリオだが、5月にイスラエルが建国70周年を迎え、米大使館エルサレム移転とあって混乱に拍車がかかる。3、4月の満月売りが月末に相当し、7月28日の皆既月食が特大とも述べた。戦争や地震、飢饉につながるといわれ、4~6に7~9月も怪しい雲行き。頼りになるかどうか正念場を迎える。6日から買い場探しだ。
5日の日経平均139円安。大引け2万1042円。TOPIX1694(-13)。東証一部の出来高15億1000万株、売買代金2兆7600億円。値上がり482(値下がり1532)。3月限が2万990円(-0.66%)の引け。夜間取引で1120円をつけている。10年債利回り0.040%(-0.025%)。米10年債2.851%(-0.012%)。上海総合が3256(+0.07%)で引けた。マザーズ指数の引け1152.84(-5.01%)。出来高増で前向きに受けとめた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。比較的多い。5日、北朝鮮の金正恩氏と韓国特使が会談した。(了凡)