三寒四温種まきの段階 出来高を伴って反転すると本物 (2018.03.01)
4日ぶりに反落。後場一段安。日経平均安値引け。頭打ちとみられる。前日の十字足が示唆するもので、昼休みに米株価指数が弱含みで先物が売られ、引け売り直された。1月の鉱工業生産99.5(前月比6.6%減)、中国2月の製造業PMI50.3(前月51.3)、日銀の国債買いオペ減額など嫌気。FRB議長の議会証言を受けて急落したNYダウ299ドル安をもろに被った。9日メジャーSQを控え、25日移動平均線2万2446円の攻防といわれたが、寒の戻りで2番底。米国の景気と物価見通しが強含み。利上げ加速観測も逆風になった。2月23日現在、信用取引の買い残が3兆4462億円を数え、2015年8月中国ショック当時に匹敵する水準。しこった印象もある。一方、2月第1週個人の買い越し7500億円と史上最高。1987年ブラックマンデー直後、10月第3週の6500億円を上回ったという。MRF(マネー・リザーブ・ファンド)残高13兆円といわれ待機資金も懐が深い。今年に入り5兆円売り越した外資の8割が短期筋の先物。このため、4日ドイツの党員投票や5日中国全人代、9日米雇用統計(2月)・同パラリンピック(18日まで)、20~21日FOMCなど三寒四温。米10年債3%を念頭に2番底狙い。配当取りでよし。5月15日イスラエル建国70周年、7月28日の特大皆既月食も気掛かりで前半強気。一部メモリバブルといわれる半導体、受動部品のインダクタ(コイル)やコンデンサなど見直す場面。前年活況にひきかえ、今年値下がりが予想される。徐々にストライクゾーンが狭くなりそうだ。日本は米国や中国のように世界№1でなく、オンリーワンを目指すのが筋。2040年以降、毎年100万人以上(現状約30万人)人口純減が見込まれ、日経の伝えた「デジタル・カンブリア紀」(2月28日付)の到来が手掛かり。世界全体で人口ボーナスが終わり、減るところまでいっていないが、インドでも少子高齢化の傾向が出ている。ビッグデータにこだわらず、ミディアムやスモールデータで事足りる産業が世界で半分以上。AIとロボットで世界トップになれば申し分ない。冬季五輪で金メダルをもたらした女子パシュートや銅のカーリング然り。DNAによるもので、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など種まきの段階。二番底で拾えばパワーアップ。時代を先取りするチャンスだ。2060年の推計によると、20~30代女性の減少により、赤ちゃん20万人に対し86歳お年寄り70万人の構成という。
2月28日の日経平均321円安。大引け2万2068円。TOPIX1768(-22)。東証一部の出来高15億4200万株、売買代金2兆9300億円。値上がり679(値下がり1326)。3月限が2万2100円(-1.25%)の引け。夜間取引で170円をつけている。10年債利回り0.045%(+0.005%)。米10年債2.899%変わらず。上海総合が3259(-0.99%)で引けた。マザーズ指数の引け1239.13(+074%)。もみ合いだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。出来高を伴って反転すると本物だ。(了凡)