情勢が一変した五輪後 前半強気利食いこなし彼岸天井 (2018.02.28)
続伸で始まり持ち高調整。日経平均十字足。指数の上で頭打ちとみられる。26日米10年債が一時2.83%まで低下。NYダウ399ドル高を好感したもの。半導体や電子部品などハイテク関連が賑わった。後場ダウ先物が伸び悩み、1ドル106円台後半の円安に荷もたれ感。FRB議長の議会証言待ちという。同日、副議長が米景気の上振れリスク、利上げ路線堅持を示唆。28日下院、3月1日上院で材料出尽くし。日経平均の半値戻し2万2539円が目安と述べた。上鞘150円に過ぎない。NYダウが1月26日につけた最高値2万6616ドルの97%戻し、2月末ピーク更新をとらえたのと事情が違うようだ。北朝鮮が韓国と並び五輪に参加した経緯から情勢が一変。時間稼ぎのほか南北対話の可能性を踏まえ、米国のポジションが難しくなった。国連と米国の追加制裁が北に深刻な打撃を与えているのも事実で消耗戦終盤。パラリン(3月9~18日)後、北が実験を再開し米韓と緊張が高まるにしても、マイナスよりプラスの影響が伝えられる。甘くない。これまで再三再四裏目に出ているためで、韓国の大統領が北の支援で南を引っ張っているのが現状。北の要求にノーといえないのだ。16日、パラリン後100年前に似た経緯と述べたように、第1次大戦はクリスマス休戦が実現し両軍がエールを交換した直後ドンパチが始まった。何しろ、5月15日のイスラエル建国70周年に米大使館エルサレムに引っ越し。米国は、イスラエルとイランの対立が激化する中で北朝鮮と2面作戦。じっとしていられない。日本が2018年度予算案衆院通過と憲法改正に追われ、毒にも薬にもならない立場に置かれているのと比較にならない。3月5日の全人代で習主席の任期撤廃も自殺行為。日本は口をはさむ余地がなくなった。少なくても、東京五輪まで消耗戦3年。持ちこたえると風向きが変わる。5月以降、7月にかけて天変地異、大戦争が伝えられるためで、ウォームアップ・体力温存につとめるのが先決。指数の上で頭打ちになっても、日本企業のオンリーワン多士済々。昨年11月■■■■(****)と■■■■(****)。同12月に■■■■■(****)、■■■■■■(****)。1月以降も■■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など紹介。一貫性力のIoT関連と合わせ果報者だ。2013年以来、じっと持っているだけで倍、3倍になった例も少なくない。年明け大相場の前触れ。2月に利食いをこなし、3月彼岸天井を仮説に立てた。5月がピークと考えられる。
27日の日経平均236円高。大引け2万2389円。TOPIX1790(+15)。東証一部の出来高13億2900万株、売買代金2兆6200億円。値上がり1201(値下がり751)。3月限が2万2380円(+0.72%)の引け。夜間取引で340円をつけている。10年債利回り0.040%(-0.005%)。米10年債2.868%(+0.005%)。上海総合が3292(-1.13%)で引けた。マザーズ指数の引け1230.03(-0.62%)。1247をつけた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。前半強気だ。(了凡)