証券ビュー

アンコール伊勢町

メダル獲得目くらまし ゴールドと円資産が駆け込み寺 (2018.02.20)

 週明け全面高。15日から日経平均3連騰。買い戻しが広がった。1ドル106円台半ばの円安によるもので、売買代金今年最低。マザーズ指数の上昇率が3%を超え、自律反発から半値戻し2万2539円をうかがう場面。夜間取引を見ると、日経平均先物が2000円飛び台で伸び悩んでいる。19日米国と香港休場、21日まで中国休場とあって外資のプレーヤーが限られるためだ。日経平均のボラティリティー指数が21に落ち込み5日以来。冬季五輪で羽生復活をきっかけに日本人選手のメダル獲得が相次ぎ、1998年長野計10を超えるのが確実な情勢。目くらましになった。2月9日から直近まで米朝秘密交渉。首相をはじめ日本側も把握している。2対2の4人で続けられ、外圧や軍事オプションでも折り合えず、裏合意が伝えられる。北朝鮮の核開発が米国に届かず、日本が射程圏なら認める内容で日米決裂。日本の核武装やむなし。小型の戦術核兵器開発までエスカレートした。北朝鮮の日本射程ミサイル100~200基といわれ、外相が首相と連携し米朝予備協議を否定しないため、3月18日パラリン終了後再燃する見込み。8月15日の南北会談まで何も起きないわけがない。25日冬季五輪後、新たな動きが予想される。大和総研によると、日本の実質経済成長率が2017年度1.8%をピークに20年度0.4%まで落ち込む見通し。2019年消費増税のあと五輪特需の反動が見込まれ周知のことだ。再任される日銀総裁が不如意でつかまるほか、米国5強を中心とするIoT革命もスピード違反でゲームオーバー。人間が否応なく仮想通貨と人工知能の支配を受けるという。2016~17年申酉(さるとり)騒ぎ、18~20年戌(いぬ)笑い亥(い)固まり子(ね)繁栄という。1~2月の日経平均が物語るもので、ゴールドと円資産が駆け込み寺といえなくない。春にデフレマインドが融け始め、バブル崩壊後日本経済の足かせになった多くの問題が解決。賃上げや省力化投資を軸足に生産性向上を期待できるためだ。国民が少子化高齢化による人手不足から生涯現役となり、欧米移民の国を圧倒。日本経済が黄金時代を迎えるとの説がある。一方、ベネズエラやサウジが原油のドル決済を打ち切り、これがペトロダラー(産油国が石油輸出により得た過剰ドル)ルールに反し、ドル暴落につながるとの声もある。2~3月か4~5月重大な場面。雨水を過ぎ春分、立夏にかけて何か起きる。安倍内閣の区切りになるという。
 19日の日経平均428円高。大引け2万2149円。TOPIX1775(+37)。東証一部の出来高12億9000万株、売買代金2兆3200億円。値上がり2002(値下がり56)。3月限が2万2100円(+1.65%)の引け。夜間取引で2060円をつけている。10年債利回り0.055%変わらず。米10年債2.873(-0.029%)。マザーズ指数の引け1209.24(+3.17%)。半値戻し1242が目安だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。仮想通貨と人工知能の支配が機械によるもので、企業の経済活動と個人データが蓄積され、紐つきで管理されるわけだ。(了凡)