証券ビュー

アンコール伊勢町

腫れ物にさわる地合い 沖縄近海EEZの熱水鉱床開発 (2018.02.09)

続伸した矢先手詰まり。後場1ドル109円台後半の円安に振れ先物の買い戻し。引け甘い。腫れ物にさわる地合いだ。前日のNYダウ19ドル安。日中値幅508ドルで居心地が悪い。米10年債利回りが午前中2.77%から2.84%に上昇。米歳出上限3000億ドル引き上げを受けたもので、米財政赤字拡大に伴う債券売りが株高を阻み立ち往生。VIX指数(恐怖)28、アルゴ取引による機械的な売りを敬遠して売り買い受け身になった。9日に冬季五輪開幕。オプションSQを踏まえ目くらまし。百鬼夜行の相場とみられる。天変地異も顕著で、今週記録的な福井豪雪と台湾M6.4の地震に目を奪われた。世界中ふるいにかかり淘汰の時代。米欧中銀が金融正常化を進め、壁にぶち当たったのも同根。■■■■■■■■(****)がグループの有利子負債14兆円を抱え、金利上昇に悲鳴をあげて「子会社」上場に踏み切るのもわかる。戦後英米の近経と中露のマル経が行き詰まり、8日現在の博打資本主義を共食いと警告する旨お伝えした。とっくに詰んだ将棋をニクソンショック(1971)から47年先送り。あと3年で期限切れ。勝者なし、適応あるのみだ。そこで、明るい材料をお届けする。日本にとって起死回生となる海底熱水鉱床開発が材料。■■■■(****)が最右翼だ。受け売りだが、日本の南方海上EEZ(排他的経済水域)ぎりぎりにある熱水鉱床。付近の残渣(砂)からトン50~100グラム。場合によると、キロ単位のゴールドが取れるという。中国と韓国が数年前の大陸棚再定議会議で日本の利権潰しに奔走したが、欧米の支援により日本の主張が認められ満額回答。経産省が(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と沖縄近海で海底約1600mの熱水鉱床を掘削・集鉱に世界で初めて成功。今後成果のほか、資源量評価、環境調査など踏まえ平成30年度(2018年)に経済性を確かめる見通し。関連で■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など久々に出番。ゴールドをはじめ、銀、ニッケル、コバルト、レアメタル、レアアースなど手ごたえ十分。2017年8月中旬から9月下旬にかけて採鉱・揚鉱パイロット試験が手掛かり。応用地質は国土交通省との取引(前期82億円)が多く仕込み場。1300円(上場来高値1万5500円)が下値の目安だ。
 8日の日経平均245円高。大引け2万1890円。TOPIX1765(+15)。東証一部の出来高18億2000万株、売買代金3兆5400億円。値上がり1485(値下がり509)。3月限が2万1940円(+1.53%)の引け。夜間取引で880円をつけている。10年債利回り0.080%(+0.010%)。米10年債2.836%(-0.014%)。上海総合が3262(-1.43%)で引けた。マザーズ指数の引け1212.93(+3.59%)。出直りが見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本が沖縄近海でEEZの熱水鉱床をものにすると画期的。新年度目を離せない。(了凡)