証券ビュー

アンコール伊勢町

消化難で示しがつかず ビットコインがバブルのアンカー (2018.01.30)

週明け模様眺め。買い一巡後見送られた。前週末、米主要3指数が最高値を更新する一方、金融庁が仮想通貨流出を巡りコインチェックに業務改善命令。消化難で示しがつかない。1ドル108円台の円高、米10年債利回り2.698%も足かせ。30日米大統領一般教書、30~31日FOMC、2月2日米雇用統計(1月)、3日FRB議長任期満了。8日再三米暫定予算の期限を迎え、日米の10~12月期決算発表が一巡する見込み。要するに、2月中締めとみられ、31日満月(皆既日食)の対応が焦点。26日、米フィラデルフィア半導体指数SOX1381.27(+3.26%)、VIX指数(恐怖)が11.08(-4.32%)でつかまりそうな気配。後場、先物にまとまった売りが出て窓を空け戻りが鈍い。一部始終、ダボス会議(23~26日)の余韻が尾を引いている。フィナンシャル・タイムズによると、同会議で会員3分の2が昨年より今年世界の危機が深刻になるとの結論。北朝鮮情勢のほか、イランとサウジ、イスラエルとパレスチナも一触即発。2月9日冬季五輪から3月18日パラリンピック終了まで目こぼし。4月1日米朝合同軍事演習が実施され、再び緊張が高まるという。合点、承知の上だ。26日、三度目興すタイミング。早ければ東京五輪後大不況になる旨述べた。「団塊の後三度目の日本」(堺屋太一氏)によるもので、2018・19・20年戌笑い亥固まり子繁栄を仮説に2月から本格化。エアポケットにしても、ビットコイン問題を素通りできない。2014年3月7~10日、東京の取引所マウントゴックスが115億円消失した事件と重なるもので、当時事件の裏で特定のホルダー2人が売り抜け、突きとめると1人。個人だったという。2013年3月16日のキプロス危機も記憶に新しい。ロシアや東欧のタックスヘイブンで突然預金封鎖が起き、ビットコインで窮地を脱したという。本尊がNSA(米国家安全保障局)とうわさになった。受け売りだが、ここから面白い。アベノミクスの日本経済再起動。本物なら健全な投資・金利上昇が見込まれるのにマイナス金利。日銀による通貨不胎化により国債発行を消化するだけの国になった。資金がほとんど米国に渡り国内に出回っていないという。公的債務1京円以上といわれ、政府閉鎖目前の米国が大型減税と設備投資即時償却、10年1兆7000億ドルインフラ投資できるのも日本の資金が元手だ。ビットコインがバブルのアンカー。これから3年正念場と考えられる。
29日の日経平均2円安。大引け2万3629円。TOPIX1880 (+1)。東証一部の出来高13億2600万株、売買代金2兆5900億円。値上がり1129(値下がり828)。3月限が2万3610円(-0.08%)の引け。夜間取引で500円をつけている。10年債利回り0.080%(+0.010%)。夜間取引で米10年債2.712%になった。上海総合が3523(-0.99%)で引けた。マザーズ指数の引け1334.35(-1.30%)。出番がやってくる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など。冷静に駒を進めるところだ。(了凡)