大相場型に変わりない めいめい個別企業の将来にかかる (2018.01.25)
反落して始まりジリ安。まちまちで引けた。1ドル109円台の円高に振れ主力が見送られる一方、JQ平均新高値。マザーズ指数も11年5ヵ月ぶりの高値。大相場型に変わりない。昨年12月の日銀短観によると、大企業製造業の基準レート110.18円。いくら好決算を発表しても上積み期待が後退し、■■■■(****)が真っ先に売られた。米10年債利回り低下がきっかけで、23日NYダウ3日ぶり3ドル安と反落。もっぱら、スイスで開幕したダボス会議が手掛かり。トランプ氏が昨年暮れに実現した税制改革を評価するもので、大量の資金が米国に流入しているという。逆に、目先の効果を先取りし長期的に弊害があるとの声もあり、後者の方が本音に近い。同日、パウエル氏がFRB議長に承認され、弁護士だけに忠臣ぶりが見ものだ。米10年債夜間取引を見ると2.626%(+0.005%)の水準。日銀が銀行の経営悪化とタンス預金拡大を食い止めるため、金利引き上げの方向にあるといわれ、10年債利回りをプラスの水準に誘導する見通し。現金電子化と紙幣廃止も連動し、1万円札の回収2020年以降カウントダウンという。道理で円高圧力が強い。昨年末、現金の発行残高106兆円。このうち40兆円がタンス預金といわれ、行き過ぎたマイナス金利の反動が予想される。人手不足もそうで、10年後逆回転が落ち。今年を含め3年の対応がカギを握っている。米10年債にこだわると、1993年10月5%から94年11月8%に上昇した際、S&Pが波乱を見せたものの基調に変化なし。短期的な中間反騰でも連動して下げた例がないという。また、23日の12ヵ月移動平均線から上方乖離率16.5%。昨年11月高値の13.7%を上回るもので、スピード調整に過ぎないとの見方が有力。日経平均先物が夜間取引で840円をつけているが、2月中締めにかけて好押し目とみられる。24日、■■■■■(****)が10円増配を表明。2月13日好決算発表が予想され、大幅な水準訂正(前期末の1株当たり連結純資産228円)を見込んでいる。一方、■■■■■■■(****)が250円引け。昨年12月21日220円を大底にジリ高。62円カイから本格化する見通し。■■■■(****)は683円変わらず。すこぶる強い。2003年10月「ナノゲート・キャパシタ」を発表し15年。当時、エネルギー密度でニッケル水素電池の10倍以上といわれた。これから面白い。
24日の日経平均183円安。大引け2万3940円。TOPIX1901(-9)。東証一部の出来高15億2300万株、売買代金2兆9400億円。値上がり961(値下がり989)。3月限が2万3910円(-0.87%)の引け。10年債利回り0.075%(+0.005%)。上海総合が3559(+0.37%)で引けた。海航集団の資金繰りに不安が残る。マザーズ指数の引け1355.55(+1.12%)。1378が関門になる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。過渡期といわれる現状で指数に逡巡しても始まらない。国、自治体、会社も頼りにならず、めいめい個別企業の将来にかかっている。