年内閑散に売りなし 米朝開戦にならない結論難しい (2017.12.27)
手掛かり難から反落。後場見送られじり安。小動きにとどまった。受け渡しベース年内最終日。日経平均が5日移動平均線2万2898円を下回り小陰線の引け。25日線2万2700円が下値の目安という。27日から年明けの模索が始まる。大晦日が日曜日で銀行休業のため閑散に売りなし。海外が2日から稼働し大きな変動も考えられる。火曜日が満月だけに気になるところだ。来年、リーマンショックから10年。これまで緩和一辺倒から減税に焦点が移り、世界レベルで順調な年といわれるが、エルサレム移転を巡る対立拡大や暗礁に乗り上げた北朝鮮情勢など懸念材料。議論しても埒の明かない事態に追い込まれた。北朝鮮の場合、戦争にならない結論を出すのが難しいといわれ、命令があれば前触れもなく米軍が電撃作戦。核を使うことも辞さないという。受け売りだが、昨年10月ネバダ州で核爆弾投下訓練を実施。事実と写真を公開した。米軍は2016~17年にかけて本土から北朝鮮を射程に収めるICBMミニットマンⅡの発射実験を5回以上実施。米本土に届くICBMを決して許さない。戦争でなく北朝鮮の非核化が目的。中露と違い条約や外交で制御できない国と見ているためで、核保有を追認すれば制御不能な拡散につながり、居ても立ってもいられないわけだ。日本は1945年無条件降伏した上、50~53年朝鮮戦争特需で戦後復興しただけに見て見ぬ振り。戦争にならない願望を本音に他力本願。10月の総選挙で具体的な解決策を政権与党や防衛省に一任した。万一、米朝開戦なら新安保法制下で自衛隊に何ができるか。何をすべきか示すのが筋という。2008年退官し、09~11年ハーバード大アジアセンター上席研究員を務めた元海将の忠告だ。前向きに受け入れないと、せっかくの大相場が台なし。ささやかでも■■■■■■(****)とタッグを組み、確実にやってくる満月に待機資金をつくりしのぐほかない。折りもおり、30年続いたデフレから脱却し日経平均3、4万円の声も出始めた。10月の16連騰が口火とみられ、11月アルゴ取引に伴う財政と金融の転換点が初押しのシグナル。年明けから2月にかけて安いと仮説を立てた。来年戌が笑うのを見越したものだ。新規の■■■■(****)、ロングランの■■■■■■(****)が目玉。■■■■■■■(****)と■■■■■(****)に復活の気配。来年1~3月ものになると様変わり。年末年始、締めてかかるところだ。
26日の日経平均46円安。大引け2万2892円。TOPIX1827(-4)。東証一部の出来高10億9400万株、売買代金1兆6500億円。値上がり752(値下がり1200)。3月限が2万2850円(-0.13%)の引け。夜間取引で870円をつけている。10年債利回り0.045%(+0.010%)。上海総合が3306(+0.78%)で引けた。マザーズ指数の引け1196.40(-0.02%)。1200台固めに入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。米国で1ドル均一ショップが盛況。全米に1万4000店舗のダラージェネラルが一例。顧客がどんどん増えるという。過疎と貧困化によるもので、年収400万円以下の顧客が株主に高配当をもたらしている。(了凡)