証券ビュー

アンコール伊勢町

年明け安いと戌笑う 日本も法人税の実質負担20%に (2017.12.22)

反落で始まり下げ渋り。後場買い戻しが入り小動き。引け小甘い。一部始終米大型減税成立を受けたもので、米10年債利回りが一時2.5%を突破。前日上げた銀行、証券、保険など下げた。20日のNYダウ28ドル安。一時2万4852ドル(98ドル高)をつけ材料出尽くし。小天井とみられる。来年2月9~25日平昌冬季五輪に米国の参加表明がなくロシアも不参加。■■■(****)に公取ならぬ東京地検の摘発。次期日銀総裁を巡る確執など懸念材料。このほか、米国が拒否権を行使したエルサレム認定問題や米国務長官更迭説。国内も現政権に異論を唱える勢力が台頭。20日空売り比率が34.2%に後退する中、大手メディアが世界の機関投資家は米国株を「割高との見方が最高」と伝えるなど売り煽りだ。1月中旬まで日柄整理を受け入れたが、日経平均をよく見ると三角もち合い。財政と金融の転換点とみられる11月9日から6週目。2万3000円に収斂している。年末2週、年明け2週で上下に放れると考えられ思案のしどころ。売りたい強気と買いたい弱気でどっちつかずだ。懐疑と楽観の綱引きだけに陶酔まで3年と述べた。来年以降、戌笑い亥固まり子繁盛の相場格言が手掛かり。少くても1949年取引所再開から68年のAIによるもので、2020年東京五輪後に丑つまづき寅千里を走り往って来い。卯が跳ねるのおまけつき。これから3年いかに大事かよくわかる。何が起きても前向きなら解決できる。自分ができなくても株が解決するわけだ。関係分で値上がりランキング97位に顔を出した■■■■■(****)が2014年のお年玉銘柄。13年にわずか200円から1500円まで急騰しロングラン。11年に■■■■■■■■(****)を1700円で紹介し、6年後8000円をつけただけに持続の向きもある。17~18年■■■■■■■(****)が出番待ち。13~14年に匹敵するとみられ、18日の新月買いを境に220円台で相当仕込みが見られた。アベノミクスから5年。通常10年かかり後半の5年に結果が出る。21日付日経37面に早川英男氏(元日銀理事)の所見が「経済教室」に出ている。日銀の物価2%が達成される前、次の景気後退を迎えるリスクに言及。現政権が3%を目安に主力企業の賃上げを要請。生産性向上を目指す投資と抱き合わせ、最大20%まで法人税の実質負担が下がればよし。IMFが昨年来対日審査で提言してきた施策という。実現すると、日経平均3万円大台回復が見込まれる。
 21日の日経平均25円安。大引け2万2866円。TOPIX1822(+1)。東証一部の出来高14億5100万株、売買代金2兆3200億円。値上がり1224(値下がり742)。3月限が2万2800円(-0.26%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.005%)。上海総合が3300(+0.38 %)で引けた。マザーズ指数の引け1199.63(-0.28%)。小休止だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。年明け安いと戌笑う公算が大きい。(了凡)