買いパニックの反動 気になる中国、武力行使も選択肢 (2017.12.07)
続落で始まり後場ポジション調整売り。一時日経平均503円安。全面安になった。昼前、米大統領がエルサレムをイスラエルの首都とする旨表明し、中東情勢悪化を見越した先物売りが一段と広がった。日経平均が中陰線で引け、25日移動平均線2万2513円を下回ったことから、11月16日の安値2万1972円がボーダーライン。来年1月中旬、10月20日につけた2万1363円の窓を埋めると述べたものの、繰り上がる公算もある。財政と金融の転換点によるもので、日柄整理を受け入れ年末年始に備える場面。4日満月売りに対し、18日新月買いで対応できる。政府・与党の年収800万円超増税や平昌冬季五輪ロシア排除も尾を引きそうだ、9~11月買いパニックの反動。米減税法案が事実上20%で決着し材料出尽くし。一転、買い方の投げを拾うところにきた。日経平均先物が夜間取引で110円をつけ、依然どっちつかず。8日メジャーSQ、米雇用統計が下振れなら、来週13~14日FOMCで持ち上げる見込み。まだ、ちゃぶ台返しに及ばない。気になるのが中国。習政権2期目に武力行使の選択肢が生まれたという。これまで北朝鮮に対話路線で頑なだったが、礼をつくした特使派遣にトップが会見拒否。中国側を出迎えた北側が人数も少なかった。使節団が帰国した後、責任者の北ナンバー3と情報関係トップが殺された模様。このため、中国は鴨緑江を渡り北に通じる橋を封鎖した。直後、米国が北をテロ支援国家に再指定。中国は北と国境沿いに満州精鋭部隊を-20度の雪原で厳冬訓練。連日国内のTVで放映しているという。去年は寒さのせいでトラブルが続き、今年30に課題をしぼり克服するのが目的。北に対し越境攻撃の準備といわれる。習政権の全中国掌握に不可欠なのが勝てる戦争。ロシアと一線を画し北朝鮮に決まった印象。世界中から兵糧攻めに見舞われ、半年持たないと聞いているが、中国が攻めるなら冬本番。北が守るにしても時間がたつほど不利。結局、北が負けるという。ロシアもこの動きに気がついたようで、ポスト北朝鮮が大きなテーマ。中国、ロシアが戦利品を米国に要求。日本にも尖閣はおろか沖縄をよこせといいかねない。失礼ながら、北朝鮮は近代以前の歴史がないし、独立国でなく属国。終戦後、中華人民共和国もなく旧ソ連、大日本帝国が存在していたに過ぎない。平昌と東京五輪がテロに狙われるという。
6日の日経平均445円安。大引け2万2177円。TOPIX1765(-25)。東証一部の出来高17億9100万株、売買代金3兆2000億円。値上がり319(値下がり1677)。12月限が2万2200円(-1.81%)の引け。10年債利回り0.055%変わらず。上海総合が3293(-0.29%)で引けた。マザーズ指数の引け1136.75(-0.59%)。確りしている。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)程度。前場高かった■■■■■(****)、■■■■■■(****)が後場安い。■■■■■(****)出番待ち。■■■■■■■(****)220円台買い下がり。18日、新月買いのチャンスだ。(了凡)