来年の今頃様変わり インフレを仮説に全値戻し倍返し (2017.11.10)
前場急反発。後場乱高下。引け持ち直した。10日SQを巡るポジション調整とみられ、昼休みに日経平均先物が2万3430円をつけた直後、3200円に反落し売り買い交錯。コンピュータによるアルゴ取引といわれ、出来高、売買代金ともに今年最高。当面ピークとみられる。寄り後TOPIXが高値を更新し先物のヘッジ買いに拍車。踏みが入り急伸したものの仕切り直し。日経平均の日中値幅859円。1年前トランプ氏当選を手掛かりに動転した1315円以来。懸案のNYダウ2万3854ドル、FRBのテーパリング残高、米長期金利2.5%(9日2.320%)など検証に値する。10月下旬から政権安定、業績拡大を支援材料に買いパニック。7日に25日移動平均線2万1482円との上方乖離が6%超となり、8日買われ過ぎのスピード違反。9日売り方が先物ヘッジ買いにたまらず投降してシコリができた。9月8日の日経平均安値1万9239円から11月9日高値2万3382円まで4143円上げ、半値押し2071円を加味すると2万1311円が下値の目安。18日の新月を援用し、17日か20日好押し目と考えられる。関係分で先駆した■■■■■■■(****)や■■■■■(****)のほか、新規の■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■(****)に■■■■■■(****)も目を離せない。来年以降スケール拡大が見込まれるためで、資本主義の定めといわれるインフレ、物価2%突破が予想される。原油先物が走りだ。日本が世界株高で見直される中、改めて政権安定と業績拡大がよりどころになりそうだ。9日バブル崩壊に伴う日経平均の半値戻し2万2976円を突破し、全値戻しと倍返しを仮説に折り返したばかり。インフレにしないと中央銀行制度に伴う世界の公的債務が返済できない。IMFの専務理事が「銀行業は終わりを迎え暗号通貨が勝利する」と述べる一方、SDRがビットコイン化する旨10月6日付ウォール・ストリート・ジャーナルの記事も似たような趣向。将来銀行がなくなり、行員も職種から消えるという。金融と財政による「高圧経済」が曲がりなりに日本で着床し開花。外資が消去法で日本株に資金シフト。10月からピッチが上がり始めた。トランプ氏が10~12日ベトナム(APEC)、12~14日フィリピン(ASEAN)歴訪から帰路につくと、市場は理想と現実のギャップを埋め再び動き出す。バブル崩壊から27年。われわれにも復活の時がやってきた。来年の今頃、様変わりとみられる。
9日の日経平均45円安。大引け2万2868円。TOPIX1813(-4)。東証一部の出来高27億4700万株、売買代金4兆9900億円。値上がり858(値下がり1111)。12月限が2万2900円(-0.17%)の引け。夜間取引で740円をつけている。10年債利回り0.025%(+0.005%)。上海総合が3427(+0.36%)で引けた。マザーズ指数の引け1132.71(+0.24%)。2段上げ途上だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。トランプ氏が米中首脳会談で北朝鮮問題に「解決策がある」という。(了凡)