ピークアウトの前兆 来週以降半値押しで仕込むのも乙 (2017.11.08)
主力中心に続伸し前引け一段高。後場さらに買われ日経平均大幅高。中陽線で引けた。前日NYダウ9ドル高(3日連続最高値更新)、NY原油先物2年4ヵ月振り高値(1バレル57.35ドル)を受け、寄り後の小幅円高を吸収。日本株の先高感が広がり、後場外資の指数先物に裁定買いも活発。TOPIXが高値引けになった。前日の日経平均が小陰線となり、包み陽線で引けた経緯からピークアウトの前兆。売買代金が7日連続3兆円を超え、10日目が目安。25日移動平均線2万1482円との上方乖離率が6%を超え、買われ過ぎの5%を上回ったことなど利食い千人力の場面。11月2日現在、信用残を見ても売り1兆837億円(181億円減)に対し、買い2兆6888億円(939億円増)と明らかに踏みが入った。あとNYダウ2万3854ドル、TOPIX1823、FRBのテーパリング残高、米長期金利2.5%(7日2.337%)など射程圏。今週行き過ぎてひっくり返るのが落ちだ。来週トランプ氏のアジア歴訪が終わり手掛かり難。何らかのきっかけで売りが売りを呼ぶことも考えられる。9月8日の日経平均安値1万9239円から11月7日の高値まで3714円上げ、半値押し1857円レベルのポジション調整。急がば回れという。日本株の水準訂正はファンダメンタルズ、反転したコンドラチェフの景気循環がベース。世界の株高で唯一出遅れ、第4次安倍政権の際立つ安定振り。さらに、日米の蜜月振りも見逃せない。米国と日本が世界をリードするという仮説によるものだ。欧州や中露と一線を画し、互いに必要としている期待が手掛かり。ともに頼らざるを得ず、期待し過ぎで反動もつきもの。来週あたりフルイにかかる見込み。1941年11月26日、米国から日本に提示されたハル・ノートで日米開戦の火蓋が切られ、本土決戦の末無条件降伏を受け入れるまで徹頭徹尾戦った相手が、トランプ氏と安倍氏の邂逅によりアイゼンハワー氏と岸信介氏以来の画期的な信頼関係に結びついた。失礼ながら、韓国や中国、ベトナム、フィリピン、ロシアにもわからない。いい悪いを別にしてNYダウ4万ドル、日経平均4万円のイメージがわいてくる。7日、当初紹介した■■■(****)5261円、■■■■(****)6500円、■■■(****)1341円。■■■■■(****)6万6570円、■■■■(****)も1万4190円まで駒を進めた。来週以降、半値押しで仕込むのも乙なものだ。20日の新月買いを17日に繰り上げるのも一興だ。
7日の日経平均389円高。大引け2万2937円。TOPIX1813(+20)。東証一部の出来高18億9600万株、売買代金3兆5100億円。値上がり1315(値下がり619)。12月限が2万2990円(+1.73%)の引け。夜間取引で860円をつけている。10年債利回り0.030%(+0.010%)。上海総合が3413(+0.75%)で引けた。マザーズ指数の引け1126.75(+0.68%)。持ち直す公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。今年もゴールが見えてきた(了凡)