証券ビュー

アンコール伊勢町

NYダウ天井圏入り 北朝鮮ハル・ノート通告直後の日本 (2017.10.10)

前週末まちまち。高寄り後伸び悩み。日経平均がもち合いを上放れた。NYダウ連騰、1ドル112円台後半の円安を好感。米金利上昇を受け保険、銀行、不動産など確り。引け味に余韻を残した。何も起きないと2015年6月高値2万868円を抜くとみられ、10日公示22日投開票の総選挙で与党勝利を先取り。4月に売り込んだ反動もあり、さらに戻り高値を更新する公算もある。買い戻しによるもので、7~9月期予想以上の好決算も手掛かり。これまで大半織り込み、材料出尽くしと見る向きもある。6日米雇用統計発表を踏まえ、10日北朝鮮の労働党創建日が米国時間9日「コロンブス・デー」(祝日)にあたり、CIAが核ミサイル実験を警戒している。5日、米国のVIX(恐怖)指数が9.19と23年10ヵ月振り過去最低を更新しただけに天井圏入り。よりによって、IMFが10日発表する世界経済見通しを上方修正。2017年3.5%、18年3.6%を上回るという。6日満月に打診売り。売りサインといわれる小陰線を3本引き3連休明け。売りと買いのエネルギーが相殺され、上にも下にも行きにくい。■■■■■(****)や■■■(****)、■■■■■■■■(****)など防衛関連が人気を集めた。現在の北朝鮮が1941年11月26日米国から日本に通告されたハル・ノート直後といわれ、大陸のほかインドシナ撤退、日独伊軍事同盟破棄など一切の権益を認めない内容。これが12月8日未明真珠湾攻撃につながり日米開戦が火蓋を切った。9月の国連安保理追加制裁で北朝鮮の外貨獲得ルート9割閉鎖。備蓄が石油1年分といわれ直近半年兵糧攻めで国内経済が息切れ。ロシアの支援も頼りなく、越冬さえ危ぶまれる状態。山本五十六の心境に似てきたという。ロシアは米国をアジアから追放しようと一歩も引かず、中国も共産党大会が長引きそうで動くに動けず。米国から官邸へ頻繁に電話があった模様だ。トランプ氏来日11月、タイムリミット12月といわれ10月解散。戦時内閣をつくらないと間に合わない。カケ・モリや原発、消費税どころか、安保法制のもとで有事対応が先決。22日、真剣に候補を選んで戴きたい。棄権など以ての外だ。米国とロシアは今まで一度も戦っていないが、米国の債務が11月末20兆2449億ドル(2287兆円)にのぼり破綻同然。北朝鮮の背後でロシアが抵抗すると、日本の立場も変わるだけに10、11月目を離せない。北朝鮮が「真珠湾攻撃」に追い込まれると、6日述べた20%調整が現実のものになる。しかし、あく抜け。その後、倍返しも考えられる。
 6日の日経平均62円高。大引け2万690円。TOPIX1687 (+4)。東証一部の出来高14億5900万株、売買代金2兆2700億円。値上がり954(値下がり959)。12月限が2万710円(+0.33%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.015%)。上海総合休場。マザーズ指数が1081.49(+0.07%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。基本的に、日経平均が高値を更新するまで動く必要なし。10日取材のため、11日付本欄休載の予定です。(了凡)