並び黒6日打診売り 9、10月情勢一変し11月に弾み (2017.10.06)
高寄り後伸び悩み。一進一退になった。手掛かり難によるもので、週末米雇用統計発表、週明け北朝鮮労働党創建記念日など控え模様眺め。ショートの買い戻しが一巡し薄商い。ロングポジションも一部にとどまり手詰まり。10日公示前に弱気の声も出始めた。高値圏で陰線が多く並び黒といわれるもので、小池新党と持ち上げながら古い人間の寄せ集めに過ぎないのと似ている。6日満月売り、20日新月買いと述べた。週末打診売りを入れ、20日途転するとわかる。北朝鮮はどんな制裁を受けようと核開発を断行。兵糧が尽きる前、米本土に届くICBM完成にしゃかりきだ。気のせいか、■■■■■(****)が一時S高目前。10月、ないし1月天井説を示唆している。全体でもファンダメンタルズとコンドラチェフの波によるブル相場が踊り場にさしかかった。7~9月期決算を好感しても10~12月期続伸と限らない。動く必要ないが、11月4~6日トランプ氏来日にかけて当面の材料出尽くし。18日の中国共産党大会から調整も念頭に駒を進めたい。5日、都議会最終日に都知事が辞任しても希望の党頭打ち。知事にとどまれば、6日からたちまち行き詰まると述べた。市場がいち早く22日与党過半数を織り込んで動いている。安保法制や原発、消費税など円高株安になると厄介なためで、希望の党が善戦しても金融緩和と財政抜きに語れない。5日、日経の十字路で中前国際経済研究所代表の述べた経済ナショナリズムの論理が明快。最も有効なのは消費税撤廃であり貯蓄利回りの引き上げ。財政赤字は巨額の余剰資金を持つ企業の増税で賄えばよい。結果、企業も潤ってくるという。ないものねだりに等しいが傾聴に値する。正論やAI、ロボット、IoTなど過去のもの。常に市場が先取りするためだ。5日伝えられたのが、30年振りブラックマンデー説。米国の金融市場で逆イールドカーブ(暴落を暗示)に至らないまでも、NYダウが12カ月連騰したのを境に20%調整。直前まで企業業績が好調でボラティリティ(変動率)が異常に低いのも特徴という。死角、落とし穴といわれるもので、12ヵ月を数えトランプ氏の税制改革をはじめ大風呂敷の不渡りが気掛かりな模様。20%といえば、NYダウ4000~5000ドル規模。北朝鮮リスクと共振すれば阿鼻叫喚。6日打診売りが後から効いてくる。楽観できなくなった。9、10月情勢が一変し11月弾みがつきそうだ。
5日の日経平均1円高。大引け2万628円。TOPIX1682(-2)。東証一部の出来高13億7800万株、売買代金1兆9900億円。値上がり597(値下がり1341)。12月限が2万640円(+0.05%)の引け。夜間取引で600円をつけている。10年債利回り0.045%(-0.005%)。大変失礼しました。国慶節のため、上海総合8日まで休会。マザーズ指数の引け1080.77(-1.01%)。見送られた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。10日取材のため、11日付本欄休載の予定です 。(了凡)