22年しのいだ調整大詰め 維新の会buy Japanをリード (2011.12.22)
一転して買い戻し。持ち直した。20日NYダウ337ドル高に比べ日経平均の反応が鈍い。取引の7割を占める外資の制海権、制空権によるもの。国内勢はじり貧に拍車。軒並み退場に追い込まれている。1990年から22年しのいだ調整も大詰め。11月24日に歴史的安値をつけた■■■■(****)233円、■■■(****)の逆転が手掛かり。前後するが■■■(****)165円、■■■(****)に1253円しかり。要するに、日経平均8160円のてん末。6月から円ドル74~71円を目安に来年2月が転機と述べてきた。1月にPIIGS債の満期償還が集中するため、年明けに20日の反動も考えられる。次のどん底をラストチャンスと考えているわけだ。来年2月にこだわるのは、日柄整理を黄金分割で計算したもの。震災をはじめ原発事故、円高、タイ洪水、TPPなど今年落ち込んだ反動もある。来年は台湾を革切りに暮れまで世界中で選挙。旧体制から新体制が誕生するトレンド。年末、年始踏ん張りどころだ。株が上がらないと国内の資金繰りがつかなくなる。堺屋太一は大阪が日本の衰退に先行し、住民が身をもってシステムを変えないと、じり貧の末に破綻するという。調整ゆうに22年を数え、政治、経済、社会、文化などあらゆる分野が下り坂、過去20年に15人の首相が入れ替わり、共産党を除きすべての政党が一度政権を担当した。政策も公共投資、社会福祉、教育、科学技術など洗いざらい出尽し。国と地方で延べ1000兆円の財政赤字が残った。自民党、民主党も駄目。維新の会が立ち上がらないと前に進まない。むしろ、大阪が22年先行しているという。市場の声を集約すると、1985年の国鉄とNTT分割民営化が手掛かり。システムを一新し黒字転換に成功している。国全体を変えるため、地方で先例をつくる。ひとつの試みが大阪都構想。広域自治体と特別自治区に再編するもので、これが成功すると大きい。津々浦々に影響する。21日、維新の会がものになるかどうか今年、来年で決まると述べたばかりだ。スペインの短期債入札や米国の住宅着工より、自前の材料で勝負できる。年明けふるいがかかれば大丈夫。1年もあれば維新の会が実績をつくる。7日、次の一手こそbuy Japanとお伝えした。
日経平均は123円高。膠着状態のまま8459円の引け。韓国や上海、香港も鞘寄せしている。しかし、出来高12億5200万株、売買代金7600億円。8日連続低迷したまま。年明けに持ち越しそうだ。■■■■(****)と■■■■(****)が同鞘でもつれ、1、2月袂を分かつところ。■■■■(****)。■■■(****)、■■■■■(****)を立てて越年する。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など個別に強気。これから維新の会が前途を左右しそうだ。21日財務省が発表した貿易統計によると、11月も6847億円の連続赤字。通年でも1980年以来31年ぶり赤字転落が確実な情勢。日銀も同日景気判断を「持ち直し一服」と下方修正した。実体経済はそれ以上に悪化をたどり、来年1~3月どん底。今の日本は予想以上に深刻で、財政出動しても息がつける程度だが、それでもしないと越年できない人が沢山いる。根本的な解決にならないといっている場合でない。ひどい事態になってきた。底入れが迫っている。 (了凡)