証券ビュー

アンコール伊勢町

連休明け2万円回復 北朝鮮リスク10月にピークアウト (2017.09.19)

前週末反発。後場一段高。日足、週足ともに包み陽線で引けた。NYダウ4日連続最高値更新、1ドル110円台後半の円安が物語るもので、3連休明け一目均衡表雲上限1万9944円を抜くと2万円大台回復。20日新月買い、10月6日満月売りが道しるべ。10月あく抜けを仮説に前抜きだ。新たに早朝解散説が伝えられ、10月下旬といわれるだけに、15日述べた「思考停止10月岐路」に現実味。同20日新月買いも視野に入った。これから1ヵ月目を離せない。半年、1年後を先取りするもので、あく抜け後米朝対立の反動も考えられ、朝鮮戦争(1950~53)に参戦していない日本にもツケが回ってくる。手の内を読まれ何も出来ないためで、北朝鮮の場合、今回の制裁ダメージに体制側が持ちこたえても国民にとって困難。中朝国境の北朝鮮貿易業者で8割仕事がないという。銀行口座が凍結され、外貨稼ぎがブロックされた上、今秋の収穫に際し脱穀機や農業資材の流通がストップ。ガソリンをはじめの石油製品の急騰も響いている。金正恩氏の核開発が「完成に近い」といわれる一方、国民の生活も破綻に瀕しカウントダウン。共存できなくなった。一方、米国はハリケーンの影響を過大に織り込んだせいか、債務上限問題を民主党案鵜呑みに12月15日まで3ヵ月先送り。減税や規制緩和、来年度予算など課題山積のまま政治リスク再燃。トランプ氏が11月日中韓にやってきて同10日APEC、アセアン首脳会議に出席するという。9、10月主要日程のうち、19~20日FOMC、24日独総選挙、10月10日朝鮮労働党創建記念日、18日~中国共産党大会がポイント。■■■■■(****)の動きを分析すると、10月に北朝鮮リスクピークアウトと出ており興味深い。核ミサイル技術がウクライナ経由で旧ソ連冷戦時代のレベル。米国で北朝鮮問題を余興に過ぎないという政府筋もいる。にも増して、北朝鮮のミサイル開発が実用化目前となり、もはや制止できないのも事実。悠長に構えていられない。NY在住の若林栄四氏によると、10月以降米国株急落、米国長期金利急落、ドル・円急落という。1929年9月から米国株暴落、大恐慌入りの過程を検証。現状と共通点を探っている模様で、北朝鮮リスクピークアウトに匹敵。世界中買い戻しが広がれば利食いよし。あく抜け後、米朝対立の反動に備えるのが筋だ。18日、日経が伝えた新興国の市場過熱もガス抜きが迫っている。
 15日の日経平均102円高。大引け1万9909円。TOPIX1638(+6)。東証一部の出来高19億8600万株、売買代金2兆8900億円。値上がり1363(値下がり563)。12月限が1万9790円(+0.50%)の引け。夜間取引で850円をつけた。10年債利回り0.020%(-0.015%)。上海総合が3353(-0.53%)で引けた。マザーズ指数の引け1047.20(+0.93%)。切り返しが見込まれる。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。水面下で米朝の和平交渉急ピッチ。イスラエルも動き出した。(了凡)