買い戻し一巡手詰まり 北朝鮮リスクと持ちつもたれつ (2017.09.13)
全面高で始まり後場一段高。幅広く買い戻しが入った。前日NYダウ259ドル高、1ドル109円台前半の円安が手掛かり。国連安保理の修正決議が採択され、北朝鮮の挑発一服。フロリダ州マイアミが「イルマ」の直撃を免れたことも幸いした。安保理の追加制裁通算9回目。全会一致とはいえ、事実上不発。例えば石油関連輸出3割減に対し、北朝鮮の石油備蓄1年分といわれ、中国が背後から支援。ロシアは漁夫の利を狙っているという。日本にとって「国際社会で決議履行を」(首相)がせいぜい。訪朝したアントニオ猪木氏(74)が11日帰国し、挑発一辺倒から対話の空気に変わった旨の会見。北朝鮮出身で師匠力道山(1924~63)のよしみだ。金日成氏(1912~94)から一族3代の転機。旧ソ連共産革命のどさくさで北朝鮮に送り込まれた祖父が回し者。朝鮮戦争(1950~53)休戦協定の延長上にある。大国の利害調整が儘ならず、11日修正採択によって先送り。消耗戦再開を受け体力勝負とみられる。金正恩氏は主要メディアに姿を見せず、自分が貧弱で無定見なことを自覚しているという。イラクやリビア、ISIS(イスラム国)と似たようなケース。買い戻しが一巡し手詰まりの公算が大きい。今後の主要日程によると、13~15日首相インド訪問、17日に日朝平壌宣言15年、19~25日国連総会一般討論演説(日米首脳会談)。19~20日FOMC、20~21日に日銀政策決定会合、24日独総選挙。10月10日朝鮮労働党創建記念日、18日~中国共産党大会(北京)、22日衆議院補欠選(青森4区、新潟5区、愛媛3区)。9月20日新月買い、10月6日満月売りと出ている。■■■■■■(****)の場合、倍返しと黄金分割による目安がともに751円。リチウムイオン電池関連で人気化。ひところ傾注した■■■■(****)がS高となり一部利食い。中長期、半値戻し2000円が視野にある。■■■■(****)は助走段階。核汚染に有効なヨウ素国内トップ。EV用コバルト化合物も有力で連結純資産1株当たり944円。新月買いの有力候補だ。■■■■■■(****)が1923円引け。金先物高とドル安を勘案し長丁場。電池関連人気も大口で2100円が関門。中長期、07年の上場来高値3280円を抜く見通し。■■■■(****)はダークホース。最高益更新が見込まれ取組接近も支援材料。消去法で安心、安全、高品質な銘柄が買われる。■■■■■■■(****)は出番待ちだ。
12日の日経平均230円高。大引け1万9776円。TOPIX1627(+15)。東証一部の出来高16億5400万株、売買代金2兆2200億円。値上がり1503(値下がり447)。12月限が1万9630円(+1.13%)の引け。10年債利回り0.025%(+0.030%)。上海総合が3379(+0.09%)で引けた。マザーズ指数の引け1051.43(+2.07%)。上値を試す場面に入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。北朝鮮リスクと持ちつもたれつだ。(了凡)