あく抜け仮説に前向き 米朝の対立持ち越し消耗戦定着 (2017.09.11)
前週末反落。売り一巡後下げ渋り。引け再び売られた。持ち高調整とみられ、北朝鮮リスク、1ドル107円台の円高が主因。その後弾道ミサイル発射見送り、ユーロ高に伴うドル安円高、8日NYダウ13ドル高などシカゴ先物1万9160円が次の手掛かり。8日のSQ値1万9278円を加味すると週明け安い。円が年初来高値108円33銭を更新する一方、シカゴ先物は8月29日の安値1万9045円目前。米朝の対立持ち越しによるものだ。11日、最大級の北朝鮮追加制裁を盛った米決議案採択も予断を許さない。9日、北朝鮮が核保有を自画自賛する一方、ロシア大統領から建国記念の祝電を披露。6回目の核実験を受けて一歩も引かない中露の対話解決がさまたげ。10日、米国も巨大ハリケーン「イルマ」直撃によりフロリダ州の原発が危機的状況といわれ、消耗戦が定着する見通し。11日まで「中国侵攻説」を取り下げず、19~20日FOMCにかけて新月買い。10月あく抜けを仮説に前向きだ。■■■■■■(****)や■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)など活躍によるもので、直近■■■■■■■(****)に■■■■(****)も健闘。それなりに活路を見つけた。面白いのが、北朝鮮はミサイルと核実験で営業活動しているという現代ビジネスの記事。米軍を巨大暴力団に見立て独立系の小さな組織が渡り合うアウトローの世界を描く。過剰な挑発によりメディアが寄ってきて解説。隈なく成功を伝え「核」のほしい国に売り込むわけで、相手がイランの場合石油の供給確保につながるという。今年3月、国際銀行間通信協会が北朝鮮全ての銀行間決済サービスを停止。以来9月3日まで11回の核ミサイル実験を強行。ドル獲得に乗り出した。武器のほか金、石油、穀物などドル決済の対象。強迫しているうち安全で相手が沈黙した時危険という。これまで8回制裁をしのぎ今回レッドライン。一触即発といわれる。09年、ドイツのハレ経済研究所が東西統一に170兆円かかったと発表。11年、韓国統一省が30年に南北統一すると事前53兆円、事後184兆円と試算。米国が尻込みしたという。北朝鮮はぎりぎり空爆を免れる瀬戸際までドル獲得に傾注する羽目になった。受け売りだが、金日成氏(1912~94)は旧ソ連の回し者。正日氏、正恩氏3代の政権に何の合理性もない。
8日の日経平均121円安。大引け1万9274円。TOPIX1593(-4)。東証一部の出来高18億6000万株、売買代金2兆7100億円。値上がり678(値下がり1247)。12月限が1万9140円(-0.57%)の引け。10年債利回り-0.015%(-0.025%)。上海総合が3365(-0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け1013.86(-0.10%)。底固めに入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。金日成氏までたどると、北朝鮮問題がわかる。(了凡)