10月あく抜けのコース 武力衝突回避なら世界中買い戻し (2017.09.08)
買い戻しが一巡し伸び悩み。後場見送られた。自律反発とみられ、日経平均200日線(1万9396円)の攻防という。1ドル109円台前半の円高にかかわらず値上がりが多い。6日、NYダウが米議会のハービー復興支援と債務上限3ヵ月間引き上げ準備を好感。54ドル高となり追い風になった。石油全面禁輸、金正恩氏の資産凍結など最大級の北朝鮮追加制裁を盛った米決議案が伝えられ、暴発を懸念するロシアが「制裁や圧力だけで朝鮮半島問題を解決するのは不可能」と中国に呼応。週明け11日の採択に待ったがかかった。日本は、危機に直面しながら当事者能力がなく他力本願。9日北朝鮮の建国記念日に弾道ミサイル最終実験があろうと、「わが国として断じて容認できない」(首相)声明を出すしかない。情けないが、内政・外交・軍事挙げて力不足。霞が関と永田町が偏差値を上げないと対抗できない。ネットとグローバル化により英語力が後手に回り、国際的な理解に遅れを取っている模様。居心地がいいためで、世界中にチャイナ・コリアンタウンを持つ中国・韓国に当てられっぱなし。因果なことだ。8月をクライマックスに7~9月正念場。10月あく抜けのコース。北朝鮮をはじめ、一つ間違えば偶発、暴発により大惨事が予想されるだけに何も起きないとの仮説。逐一検証している。欧米や中露が日本を軽視していることは事実。半面、必要としていることも事実だ。11日まで「中国侵攻説」を取り下げず、19~20日FOMCにかけて新月買い。前向きなら解決できる。北朝鮮リスクに敏感な■■■■■(****)が手掛かり。6日期日向かいに4月高値1998円を抜き一時2560円。出来高1141万株で見直した。月足を見ると、1月の陽線から数え来月10本目でクライマックス。従来から機雷、地雷など迎撃装備と関東航空計器買収に伴う防衛電子機器が新たな材料。北朝鮮リスクに対し荷が重い。来週発表される取組次第で仕手化も考えられる。8月第5週の需給情報によると、外資が7月第2週以来7週振り現物先物計928億円買い越し。この間2兆円売っただけに10月面白い。国連安保理15ヵ国の追加制裁合意にかからず、中露が対話解決に徹しているためで、武力衝突回避なら世界中買い戻し。日経平均も倍返し2万853円が視野に入る。
7日の日経平均38円高。大引け1万9396円。TOPIX1598(+6)。東証一部の出来高15億2600万株、売買代金2兆400億円。値上がり1432(値下がり485)。9月限が1万9400円(+0.31%)の引け。10年債利回り0.010%(+0.005%)。上海総合が3365(-0.59%)で引けた。マザーズ指数の引け1014.88(-1.46%)。底入れと述べた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。肝腎なところにきた。(了凡)