週明けドル安第2波 22日新月から9月6日満月見もの (2017.08.21)
前週末続落。ほぼ全面安。1ドル108円台半ばのドル安が足かせになった。米国政権の混乱と北朝鮮リスクが主因とみられ、21日米韓合同軍事演習、25日「先軍の日」(金正日氏の軍優先政治が始まった日)、24~26日米国ジャクソンホール会議など先取り。週明け1月の年初来高値108円13銭に鉢合わせしそうだ。前週末の日経平均シカゴ先物が1万9445円で引け、現物を25円下回った程度。8日満月売りがタイムリーに決まり、22日新月買いのチャンス。9月9日北朝鮮の建国記念日がXデーといわれるだけに、同6日の満月売りを念頭に前向きだ。内政、外交、軍事であれ政策の限界が出ているためで、神懸かり。新月満月と経済合理性、黄金分割など市場の裁きに任せるほかない。12日バージニア州シャーロッツビルで発生した暴動や、17~18日スペインのバルセロナで起きた連続テロ。さらに、18日トランプ氏側近更迭など消化難。もはや、現体制でやり繰りできなくなったと考えられ、IMFが唱える2025年金本位制復帰も体制一新の仮説。8年後、基軸通貨を米ドルからSDRに改め、ゴールドとの交換比率を決めるもので、前半4年の実績次第。2011年5月から16年末まで約4割上昇したドルが年初来反落。これまで約8%下がったのと無縁でない。週明け108円13銭を抜くとドル安第2波。5月17日NYダウ372ドル安が半年、1年後を示唆するように、前週末の続落も中長期ドル安を見越したもの。一方、今後IoT革命に拍車がかかりアップル、グーグル、アマゾンなど米国5強が世界の富を大半吸い上げる見通し。日本は同革命に部品、素材で対応。高品質、短納期など世界一の供給元を目指すと合理的。再び回り始める。■■■(****)とサムスンの経営統合説が伝えられるほど流れが急で、18日東洋経済が成長・将来性がある154社ランキングを紹介。1位グーグル、3位アマゾンに続き関係分で4位■■■■■(****)、8位にセリア(2782・JQ)も出ている。このほか、半導体製造装置やロボット、コンデンサーなどスーパーサイクル入り。前半4年で様変わりとみられる。自ら稼ぎ出す会社が身近に存在するわけで、どんな逆境にも持ちこたえられる。5強なら米国政権の混乱、北朝鮮リスクにびくともしない。昨年2月ゼロ金利がマイナスまで行き過ぎ、反転した日本の現状も比較的恵まれたポジション。22日新月買いから9月6日満月売りが見もの。同20日新月買いも決め手になりそうだ。
18日の日経平均232円安。大引け1万9470円。TOPIX1597(-17)。東証一部の出来高16億7100万株、売買代金2兆1200億円。値上がり279(値下がり1672)。9月限が1万9440円(-1.22%)の引け。10年債利回り0.030%(-0.010%)。上海総合が3268(+0.01%)で引けた。マザーズ指数の引け1084.80(-1.15%)。まだ頼りない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)などに過ぎない■■■■■■■(****)が245円引け。全体の流れに逆行している。18日の日経1面に中村教授(筆頭株主)がゲノム医療に指導的役割。IoT革命でピッチが上がる。ミ■■■■■(****)も出番到来。チャートを見るとわかる。(了凡)