小動きでも見ごたえ 正念場とクライマックスの落ち (2017.08.17)
売り買い交錯し薄商い。まちまちで引けた。前日戻した反動とみられ、1ドル110円台後半の円安に踊らず。日経平均の日中値幅57円にとどまった。石油と石炭が上げ、水産、農林、空運が続くなど気遅れする。空売り比率40%前後、1万9000円以下プットの建玉が多く、材料次第で急反発。22日新月買いに的を絞ると述べた。24~26日の米国ジャクソンホール会議までもみ合い。小動きでも見ごたえがある。北朝鮮リスクによるもので、1915年米国が第1次大戦に参戦する契機になったルシタニア号沈没事件、1941年の真珠湾攻撃が手掛かり。万一開戦なら、米国は金正恩氏を挑発し必ず先に撃たせるという。北朝鮮から韓国の軍事基地か米軍基地にミサイルが発射され、即刻米国による爆撃が始まる。平壌は交渉相手を失うため対象から棚上げ。地下50mの分厚いコンクリートを貫通するバンカーバスター爆弾を連続投下し、北朝鮮にあるすべての核兵器製造拠点を破壊。米軍兵士の戦死を避けるため地上戦に至らないという。米軍爆撃後、中国の人民解放軍が北の国境線から侵入。1週間で首都平壌を制圧し現体制崩壊。マレーシアで殺された金正男氏の長男(漢率氏)を後継者に収束を狙っている模様。同長男は無事米国に保護され確認されたという。4月7日、米軍が巡航ミサイルでシリア軍施設を爆撃したのは北朝鮮に警告、訪米中の習近平氏に対し示威行為。1853年ペリー来航時の礼砲に見合うもの。日本は前例を踏まえ中立でなければならない。仮説に過ぎないが、7~9月正念場。8月クライマックスの落ち。1年後、北朝鮮が非核化されるとTHAAD購入無用。憲法改正も笑止千万。判断を間違えないことだ。24~26日もみ合いが解消すると、9月9日Xデー(建国記念日)にガス抜き。同6日満月だけに、売りに分がある。久々に若林栄四説が届いた。8月3日、NYタイムズのトップ。トランプ氏のドタバタに拘らず、NYダウ(ブルーチップ30社)最高値更新に言及したもの。昨年7~12月まで米国長期債利回り(1.30~2.64%)を一般的な見方としてFRBの利上げ、雇用統計など短期金利上昇が腑に落ちないという。短期金利が上がっても長期金利は下げトレンド。股裂き状態が続き長短金利が逆方向に行くことなどあり得ない。FRBが問題。株式会社で人為によるもの。市場がもたらす神意に対し、結果が明らかになるという。長期金利低下が神意なら、高過ぎるNYダウ調整という暗示。確か1月、トランプ氏を山本五十六に例え、半年や1年暴れてご覧に入れる旨述べた。
16日の日経平均24円安。大引け1万9729円。TOPIX1616 変わらず。東証一部の出来高14億3500万株、売買代金1兆8700億円。値上がり1034(値下がり874)。9月限が1万9730円(-0.05%)の引け。10年債利回り0.040%(-0.005%)。2ヵ月振りだ。上海総合が3246(-0.15%)で引けた。マザーズ指数の引け1088.97(+2.00%)。出来高増でやれやれだ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。21日から米韓合同軍事演習がある。中立を貫かないと、日本にもミサイルが飛んでくる。(了凡)