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本尊筋の狙い通り動く 中国共産党大会終わるまで御法度 (2017.07.25)

週明け続落。日経平均一時198円安。引け下げ渋った。日銀のETFや信託銀の年金買いが日経平均先物売りを吸収した模様で十字足。次第に値上がり銘柄が増えた。1ドル110円台後半の円高も織り込み済み。前週末に米大統領報道官が辞任を表明し、23日仙台市長選で自民党敗北が伝えられ、この有りさま。4~6月期決算発表が最大の手掛かりになっている。トランプ氏と首相の支持率が30%前後に低迷し、メディアが危機と叫んでも動じない。後釜がいないためで、今秋中国共産党大会が終わるまで御法度。習主席安泰なら中国叩き再開という。米国のユダヤ系資本左派vs同右派。欧米でロスチャイルド系vsロックフェラー系が金持ち喧嘩せずの状態。2025年米ドルからSDRに基軸通貨交代。ゴールドと交換比率を決め、金本位制に戻すまで消耗戦と考えられる。100匹のサルが絶滅危機に瀕した時、ボスと数匹の取り巻きしか残れないといわれる踊り場。6月25日のBIS(国際決済銀行)年次総会で主要国が緩和縮小にきびすを返し一服。それでも緩和の蛇口が締まらず、FRBとECB、日銀の総資産延べ1531兆円。リーマン前の4倍に膨らんだという。緩和縮小、金融正常化をアナウンスしながら、FRBが法規制に縛りのある株やREIT(不動産投信)買いつけを議会に改正を求めると聞いて正体がわかりかけた。モノよりカネ、カネより頭の時代がやってくる。2025年まで8年足らず。前半の4年が雌雄を決めるわけだ。頻発する地震、猛暑、集中豪雨など天の警告。先進国、新興国も金融政策が限界に達し、財政が実質破綻状態に置かれ出動も儘ならない。にもかかわらず、どの国も中央銀行のmanipulation(価格操作)により株価堅調。毎年赤字国債発行を可能にし、財政破綻を免れている。このため、保守や革新でなく中道でもない無党派層が急増し、選挙のたび堂々巡り。英国のEU離脱のように、何度やっても解が見つからない。政治家は時代の一歩先を見なくてはならない。トランプ氏がユダヤ系資本右派の代理人といわれ、首相も日本奥の院の指名によるとすれば、ともに時代遅れ。むしろ、市場の氾濫が経済合理性に叶うと考えられる。今秋、■■■■■■(****)と■■■■■(****)、■■■■■■■(****)で小振りなファンドが似合いそうだ。人生、幾つになってもあっという間。前半の4年でモノよりカネ、カネより頭で大差がつきそうだ。
 24日の日経平均124円安。大引け1万9975円。TOPIX1621(-8)。東証一部の出来高15億6100万株、売買代金1兆9100億円。値上がり1061(値下がり812)。9月限が1万9940円(-0.70%)の引け。10年債利回り0.065%変わらず。上海総合が3250(+0.39%)で引けた。マザーズ指数の引け1182.17(-0.64%)。商いが増えると面白い。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など数える程度。どれもこれも五十歩百歩。前週末、CBOE(シカゴオプション取引所)のVIX指数9.36(最低1993年9.31)に低下。本尊筋の狙い通り動いている。(了凡)