99%と組もう 12月16日 紫玉庵 (2011.12.15)
来年とんでもない事態
国レベルで解決できない段階
来年は、とんでもない事態になり、
これまでの「国家の枠組み」では、
何も解決できない段階になるのではないか、
ということです。
それでも、生存をもとめ、
紛糾する事態に対処すべく、
より大きな権限や意志が現れることを、
期待することになるのではないか、
ということです。
日本列島を統治しているのは
今
明治維新以来の日本政府ですが、
この実態は
「アメリカの特別行政自治区である」
と何回も書きました。
誰が憲法停止の措置ができるか、
きちんと答えられる人がいません。
それは、天皇でも総理大臣でもないからです。
戦後、アメリカが自国の都合に合わせ、
日本列島支配をより順調に進めるために、
本来、退位が決まっていたはずの
昭和天皇を温存し、
米国によって軍事占領されたままの
状態であるのに、
平和憲法が与えられたのです。
戦前の陸軍の中国大陸への大暴走に
怒った昭和天皇の要望でもありました。
「99%」と組もう。真剣な議論をしよう。
特に、税についてきちんと考えよう。
さらに、国家についても。
今の「富の不均衡」の問題を解消するには、
マネーを使わずに、豊かさを得る方法が
必要です。
マネーは誰かが発行したもので、
いつも、実際の富の「略奪の道具」にも
なっていた事実を知ろう。
今、すでに手にしている、マネーを、
誰がどう使うのか。
人間である自分が決めるもの。
自分自身が持っている、時間や知恵を
どう使うか、
という同じ視点で考えていいものです。
国家でなく、どんどん自ら生きる現場を、
仲間と作ったほうがいいでしょう。
来年、あまりに多くの問題が出てきそうで、
系統的に書くのも、大変です。