個別に活路探る週明け 市場の経済合理性が雌雄を決める (2017.07.10)
前週末続落。買い戻し一巡後見送られた。テスラ急落に伴うNYダウ158ドル安を受けたもので、前場日銀が定例と臨時国債買い入れを同時に実施。長期金利が一時0.105%となり、指値オペで0.085%に低下。0.110%を長期金利の上限との見方が広がった。6月の米雇用統計が市場予想を上回り1ドル114円台前半の円安。にもかかわらず、賃金の伸びが鈍く原油先物安による物価上昇が物足りない様子。このため、翌日ハイテクや金融株に買い戻しが入りNYダウ94ドル高。FRBがアクセルから足を離す程度の利上げ懸念後退と微妙ないい回し。現在、12月に利上げの確率48.9%という。7~8日北朝鮮を巡りG20の経過が伝えられ、首脳会談でも日米韓と中露の主張に合意の余地が限られ、週明けの日経平均も小動きとみられる。7日シカゴ先物が2万20円(130円高)で引け、大証を70円上回りやれやれだ。指数取引が頭打ちで週明け個別に活路を探るほかない。北朝鮮情勢を物語る■■■■(****)、■■■■■■■■(****)半値戻し。■■■■■■(****)、■■■■(****)倍返し。九州豪雨の被害拡大に■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)を動員。7日、腕利きの古参から■■■(****)を紹介された。利回りをはじめ事業再構築、大阪再開発、株式併合など10年先の名門復活が狙い。2013年から4年の大もみを上放れた。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」を思い出す。応仁の乱をしのぎ戦国入り。群雄割拠の末、信州上田城を拠点に天下統一の波に洗われ死闘。関ヶ原で破れた後九度山から出陣。大阪冬・夏の陣を通じて天下人の家康を死の直前まで追い詰めたという。2日都議選で自民党が大敗し、来年12月中旬までに必ず総選挙があるし、7~8日G20で北朝鮮のICBMを巡り米国・中国・ロシアなど旧戦勝国に囲まれ、ポジションを見失った日本の現状に似ている。これからどうなるか7~9月正念場。8月がクライマックスというわけだ。真田昌幸(草刈正雄)が碁盤の目で活路を探り、「大博打のはじまりじゃ!わしは決めたぞ」と叫ぶ場面。タイムトリップを中断して内政、外交、軍事を尽くし、めいめい存亡を賭ける2017~18年の攻防。市場の経済合理性が雌雄を決める。プロ棋士に初めてAIが勝ったプログラム「ポナンザ」を製作した山本一成氏(1985年生まれ)。これからどういう社会になり、どんな科学が生まれるか凄く興味がある という。市場に学び利を伸ばしていくのと同じ。バブル崩壊のトラウマを受け入れ、災い転じて福となす時がやってきた。自ら当事者になり物事を解決するわけだ。
7日の日経平均64円安。大引け1万9929円。TOPIX1607(-8)。東証一部の出来高16億5300万株、売買代金2兆2700億円。値上がり455(値下がり1471)。9月限が1万9950円(-0.10%)の引け。10年債利回り0.085%(-0.010%)。上海総合が3217(+0.17%)で引けた。マザーズ指数の引け1160.82(+0.70%)。反転が近い。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。運は天にあり。呼ぶことができるという。(了凡)