バブル再燃我慢比べ 後半都議選と北朝鮮で波乱含み (2017.07.05)
高寄り後反落。後場一段安。引け戻した。前場北朝鮮のミサイル発射が伝えられ、日本時間15時30分「特別重大報道」を巡り見送られた。NYダウが短縮取引で最高値を更新し、1ドル113円台の円安に「楽観注意指数」が過去最高の水準。米10年債利回りが2.35%(昨年12月2.64%)に跳ね上がりブレーキになった。後半、波乱含みに違いない。都議選で自民党が大敗し、総選挙の手足になる都議が23(直前57)では年内解散困難という。一方、北朝鮮の特別重大報道がICBM(大陸間弾道ミサイル)発射実験「成功」とわかり、米朝チキンゲーム再開。6月29日に■■■■■■■■(****)が値上がり率ランキング317位に顔を出しアタリがきている。米国の作戦がオバマ政権の「戦略的忍耐」から「最大限の圧力と関与」に変わり、韓国のほか日本も米軍に追随すると報復の対象になるという。このため、今回ICBM発射「成功」により、中国がさらに原油供給削減を含む厳しい経済制裁。米国もレッドラインを超えたと判断し、一度引き揚げた原子力空母を朝鮮半島に戻し、グアムのB52やB1 、B2爆撃機など同半島に飛来。北朝鮮は非常事態に追い込まれる見通し。祖父や父の代から何十億、何百億円投入し開発に「成功」したICBMを手放す訳にいかないという。手詰まり、内憂外患、バブル再燃の末、我慢比べになった。6月26日の新月買いが■■■■■(****)にとどまり、7月10日の満月売りも個別に対応するほかない。週明け都議選と北朝鮮のICBM発射が半年、1年後の調整を先取りするもので、悪材料を前向きに受け入れると、自分なりに解決できる。3月21日に公示地価が発表され、住宅地9年振りに反発。中でも大阪が上昇率1~5位を独占しバブル再燃。7月3日明らかになった路線価で銀座がバブル期の高値を更新した。このため、本物に近いバブル相場と考えられ、日銀の物価2%墨守を加味して出口なしの大相場と仮説を立てた。■■■■(****)(設立1882年)やFRB(同1913年)、■■■■■■■(****)(同1904年)、GM(同1908年)など100年に一度のヘアピンカーブ。曲がり切ってもフェアウェイに戻ると限らない。このうち、日銀の市場関与が並み外れたもので債券と株二刀流。東京五輪まで何が起きても景気を後押し。自ら上げ相場の主役を買って出た。勧善懲悪によらず適応。米国には負けるが勝ち。忸怩たる総理を横目に副総理がリリーフに色気を見せている。
4日の日経平均23円安。大引け2万32円。TOPIX1609(-4)。東証一部の出来高18億5700万株、売買代金2兆5000億円。値上がり530(値下がり1374)。9月限が2万10円(-0.30%)の引け。10年債利回り0.080%変わらず。上海総合が3182(-0.41%)で引けた。マザーズ指数の引け1149.62(-2.76%)。間もなく整理が一巡する。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。相場は気の世界といわれる。(了凡)