ついていくのが大変 横にはった分縦に立つ健全な根気 (2017.06.30)
買い戻し一巡後伸び悩み。日経平均の日中値幅69円。前日下回った5日移動平均線2万172円を上回った。NYダウ143ドル高を受けたもので、英国中銀総裁の引き締めに前向きな発言が伝えられ、主要国の金利上昇を手掛かりに金融株が続伸。28日引け後公表されたFRBのストレステストで全米銀がリーマン後合格点となり、相次ぎ株主還元を打ち出したことから夜間取引でも好感された。一方、原油と金先物小確り。このため、一服していた上昇トレンドが持ち直し、6月20日の年初来高値2万318円に挑戦。警戒感が強いだけに抜ける見込み。26日新月買い、7月9日満月売りで回転できる見通し。FRB議長が現地時間27日の講演で「われわれが生きている間に次の金融危機がくると思えない」と述べ、「our」の定義で持ち切りだったという。同議長は8月で71。米国女性の平均寿命が81といわれ、10年もつと半信半疑に受け止められた。基本的に、NYダウ倍返し2万1959ドル、日経平均同2万853円を目安に強気。面白くない相場をしのぐ根気で乗り切る場面。利を伸ばすところだ。6月23日現在、信用評価損が買い-7.38%に対し売り-3.44%という。緩慢な地合いを物語るもので、引け後発表された■■■■■■■(****)のリリースが意外なほど新鮮。第Ⅰ相とはいえ評価が定着したMELK阻害剤「★★★167 」。米コーネル大に続き、テキサス州立大MDアンダーソンがんセンターで乳がん(トリプルネガティブを含む)の治験開始が新たな手掛かりだ。これまでシカゴ大で急性骨髄白血病に対し静脈投与、豪州でも健常成人に経口投与し良好なデータがある。以前動物実験で肺、前立腺、膵臓がんなどに強力な抗腫瘍効果が確認された。6月28日しつこいアタリと述べた矢先282円引け。夜間取引で急伸している。少くても2年半横にはった分、縦に立つのが道理というものだ。ヘッジファンド全体で5月のリターン0.46%。過去1年平均で3.54%といわれる中で健全な根気。30日買い戻しで始まりそうだ。トランプ氏の支持率急落、首相に驕りと緩み、グーグルに3000億円制裁金など1強ご難続き。7~9月正念場とみられ8月が決め手と述べた。何しろ、金融引き締めで金利が上昇し大手メガバンクが買われる地合い。売りも買いもついていくのが大変だ。
29日の日経平均89円安。大引け2万220円。TOPIX1624(+9)。東証一部の出来高19億5000万株、売買代金2兆4400億円。値上がり1531(値下がり398)。9月限が2万210円(+0.35%)の引け。10年債利回り出来申さず。上海総合が3188(+0.47%)で引けた。マザーズ指数の引け1185.37(+1.62%)。1200固めに入った。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。依然、■■(****)と■■■(****)が指標。■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)を主力に■■■■(****)がダークホース。■■■■■(****)、■■■■■■(****)も大化けが見込まれる。(了凡)