証券ビュー

アンコール伊勢町

驕りのブーメラン現象 都議選で解決できず無血開城並み (2017.06.26)

前週末小動き。日経平均の日中値幅63円。ポジション調整に明け暮れた。手詰まりによるもので、4日連続安になったNYダウの後追い。寄り後60ドル超下げ、原油先物に買い戻しが入りエネルギー関連が持ち直した。S&Pまちまち、ナスダック小幅続伸。つかみどころがない。21日、7月2日都議選が関門と啖呵を切った矢先だ。引っ込みがつかず天井圏。デフレに差し込まれ、26日に援用した新月買いを探っている。9日満月売りが裏目な上、来月9日も満月売りと出ているためだ。買い戻し一巡、本格的な下落というが予断を許さない。1~3月伸び切り、4~6月踊り場。7~9月正念場と述べた。この括りで6~8月クライマックスに的を絞った。手詰まりになると、動き出す■■■(****)が神頼み。5月26日から取組が一段と好転している。前週末シカゴ先物が2万95円で引け、大証を15円上回ったことから、週明けも小競り合い。個別に新月買いで臨むところだ。23日述べたYou’re fired!(お前はクビだ!)のブーメラン効果。トランプ氏に限り、合衆国憲法修正第25条適用が考えられるという。歴代43大統領のうち、暗殺された4人(リンカーン、ガーフィールド、マッキンリー、ケネディ)のほか弾劾者なし。大統領空席、副同空席、大統領自発的引退が何度も適用され、同非自発的引退説浮上。副大統領と同僚の過半数が「この儘では国益を守れません」と議会に申告すると更迭される模様。一方、首相にも自民党一強に伴う驕りのブーメラン現象。森友・加計学園で露見し、千葉県成田の案件や共謀罪、憲法改正。22日発表された週刊新潮で自民党議員(埼玉4区)の暴言問題など後を断たない。2日の都議選に予想以上の影響が出る。しかし、市場が都民ファースト圧勝を織り込んでも不十分。問題は解決しない。都が築地市場と豊洲両建てを切り盛りできると考えにくいし、江戸開府400年の既得権を地権者と折り合いをつけるのが困難。大袈裟だが、勝海舟と西郷隆盛の無血開城を前例に詰めないと東京、日本の将来を見誤る。間違うと致命的だ。例えば、仏のマクロン新政権。2008年ロスチャイルド系大手投資銀に入り、重役として200万ユーロ(約2億5000万円)報酬があったといわれる人物。彼はロスチャイルド家の代理人という。昨年3月死亡が伝えられたロックフェラー氏(享年101)も黙っていない。推定資産33億ドルといわれ、数年来原油先物安に翻弄された往年の石油王。昨年の米大統領選でヒラリーを立て破れただけに巻き返し。トランプ氏に跳ね返る。案の定、北朝鮮が拘束している米国人4人の解放交渉に大統領経験者の訪朝を要求した。
 23日の日経平均22円高。大引け2万132円。TOPIX1611変わらず。東証一部の出来高15億3200万株、売買代金2兆100億円。値上がり853(値下がり1005)。9月限が2万80円(+0.04%)の引け。10年債利回り0.055%(+0.005%)。上海総合が3157(+0.33%)で引けた。マザーズ指数の引け1175.60(-2.84%)。まだはもうなり。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など限られた。曲がりだしたら止めどないという。(了凡)