改元控えバブル前哨戦 10日買い戻し一巡翌11日満月売り (2017.05.09)
GW明け全面高。日経平均一時484円高。JQ、マザーズも買われ大商いになった。売りポジションの解消とみられ、FOMC、米雇用統計、仏大統領選など仮説の検証によるもの。前週末の日経平均1万9445円に対し、シカゴ先物が1万9705円で引け、寄り前3月2日の高値1万9668円を超えていた。4月29日ハネムーン100日が終わり、トランプ氏の政策実現能力を糺す場面。6月13~14日のFOMCで利上げの確率78.5%といわれ、円安株高の追い風が吹いた。5月10日■■■(****)の決算発表を境に主力の買い戻しが一巡。翌11日満月売りと出ているのが興味深い。8日263円空けた日経平均の窓埋めも考えられる。しかし、NYダウ倍返し2万1959ドル。日経平均同2万853円も射程圏。デンと構え中長期対応が望ましい。■■■■■■■(****)と■■■■■■■■■■■(****)の足取りでわかる。売りも買いも殺した市場が、この上何を狙っているか。バブル再燃を巡るもので、トランプラリーⅡの解明につながる。個別に、■■■■(****)の初押しがヒント。2日連続増配、37.1%営業増益予想を発表し32円安。目先倍返し1864円が見込まれる。2012年グループ入りした林原の製品を5年がかりでモノにした。■■■(****)が3989円引け。2年振りに高値を更新しボックス圏を上放れた。倍返し5741円が目安。CMOSイメージセンサーでIoT革命をリード。貸借倍率好転も手掛かりだ。市場のテーマが「超一極集中社会アメリカの暴走」(小林由美著=新潮社)だけに、トランプ氏の政策実現能力不明。半年か1年大暴れ。2年持たずと述べた。山本五十六の「真珠湾攻撃」をなぞったもので、今のところ景気回復・インフレ期待止まり。政府日銀も神風頼み。これまでカネのかからない金融緩和が限界に達し、米国も財政主導に舵を切ったが、純債務のGDP比率が100%超となり、大規模な減税や軍事支出を打ち出しても持続困難。2年目からインフレ、金利も上昇し供給追いつかず。輸入が増える見通し。このため、再び双子の赤字が拡大し2、3年で破綻との試算が本音に近い。ハネムーン100日。その後、パーティに誘われても徒花というわけだ。かくて、北朝鮮情勢が手詰まり、内憂外患、バブル再燃の温床。現体制維持に不可欠という。裏で誰かカネを出し、技術も支援しているといわれ、米英パトロン説が根強い。
8日の日経平均450円高。大引け1万9895円。TOPIX1585(+35)。東証一部の出来高24億8000万株、売買代金3兆4400億円。値上がり1875(値下がり108)。6月限が1万9870円(+2.00%)の引け。夜間取引で780円をつけている。10年債利回り0.030%(+0.015%)。上海総合が3078(-0.79%)で引けた。マザーズ指数の引け1059.86(+1.76%)。1102が目安だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■(****)が戻り高値を更新。519円カイから見もの。改元を控えバブル前哨戦が始まった。(了凡)