証券ビュー

アンコール伊勢町

GW明けから宝探し 五輪目くらまし改元需要予想以上 (2017.04.27)

バブル再燃前夜。東証33業種全て値上がり。日経平均高値引けになった。NYダウ2ヵ月ぶり高値、ナスダック初の6000台乗せを受けて1ドル111円台の円安が手掛かり。円売り戻し、株買い戻しという。内憂外患後退によるもので、何も起きない仮説が検証され、今年初の日経平均4連騰。シリアやアフガン、北朝鮮などを「ならず者」に見立て八百長じみている。どれも自分たち政権の正統性を守ろうと何も解決しないのが共通項。解決すると、現体制を維持できないためだ。日本にとって1989年以来の改元バブル。予想以上に大きい。リーマンショックから約10年、世界の緩和マネーが株から債券にシフト。昨年9月、マイナス金利の限界を境に株へ逆流し始めた。FRBが利上げに舵を切り、昨年12月に続き3月再利上げ。国際金融資本の後押しとみられる。トランプ氏の税制改革、インフラ投資、金融規制緩和など呼び水。どこかで一挙債券から株に流れが変わるグレートローテーション(大転換)の筋書き。昨年11月から助走に入り、ハネムーン100日でめどがついた。日本の場合、今上天皇生前退位が認められ、2019年1月1日新天皇が即位し、新しい元号に変わる旨政府により発表された。改元特需が見込まれ、グレートローテーションに弾みがつきそうだ。翌年の東京五輪が目くらまし。世界的な株シフトを誘発し、相対的に割安な日本の株が大幅な水準訂正。いずれ日経平均4万円説が巷の話題を独占する見通し。今秋にも債券暴落が考えられ、一時的に株も混乱に見舞われるが、債券離れした緩和マネーが大量取得。改元、五輪にかけて1989年をしのぐ過剰流動性相場との仮説を立てた。今週ハネムーン100日を見届け、GW明け、5月12日のSQを通じて新たな手掛かりだ。前日述べたように、グーグルやフェイスブック、アマゾンなど米国シリコンバレーで生まれた一握りの成金企業が濡れ手で粟(あわ)の荒稼ぎ。データ資産を買い取りケタ外れの急成長。NYダウやナスダックの高騰に一役買っている。全米のほか世界の富を底引き網で巻き上げている印象。政府、行政も打つ手なしという。この結果、「超一極集中」が社会を破壊するという。絶望の先に光明を見出すのが証券の醍醐味。東京五輪の3年3ヵ月前、日経平均が高値に挑戦しているのも事実。しかし、1964年当時と似て非なるもの。■■(****)と■■■(****)を指標に■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)。■■■■(****)をダークホースに据えた。GW明けから宝探しだ。
 26日の日経平均210円高。1万9289円高値引け。TOPIX1537(+18)。東証一部の出来高20億3500万株、売買代金2兆5000億円。値上がり1655(値下がり294)。6月限が1万9280円(+0.99%)の引け。10年債利回り0.015%変わらず。上海総合が3140(+0.20%)で引けた。マザーズ指数の引け1021.00(+1.67%)。まだ物足りない。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。改元が日本人にもたらす影響を考えると面白い。(了凡)